ガミラス星(ガミラス・イスカンダル星)
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「ガミラス帝国」の記事における「ガミラス星(ガミラス・イスカンダル星)」の解説
地球から14万8千光年離れた大マゼラン雲にある惑星。惑星としての寿命が近づいており、半分はガミラス攻撃前の地球のような青く美しい惑星だが、もう半分は現在の地球のような赤茶けた惑星である。
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ガミラス星(リメイクアニメ)
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「ガミラス帝国」の記事における「ガミラス星(リメイクアニメ)」の解説
大マゼラン銀河サレザー恒星系第4惑星で、イスカンダルとは双子星。正式名称は国名と同じ「大ガミラス帝星」である。旧作同様二重構造の惑星であり、外殻には所々穴が開いている。外殻の穴から望むことができる空は、旧作では総じて暗いものだったが、本作ではやや緑がかった明るい青空を望ませている。内殻では地球と大差ない生活様式が営まれており、純粋なガミラス人のほか、併合した惑星から取り立てた「二等ガミラス臣民」が存在し、ヴァルケ・シュルツやゲルフ・ガンツ等のザルツ人の他にも、ミーゼラ・セレステラのようなジレル人をはじめ、赤や緑などの肌の色など様々な特徴をもつ多くの臣民が登場している。 内殻の地表には都市があり、帝都の名は「バレラス」である。都市の建造物は旧作同様、ツクシやキノコに近い形をしている。都市の中心には全高2400メートルの巨大な総統府がそびえ立っている。なお、旧作と異なりチューブトンネルはない。また、ガミラス星とイスカンダル星の間のラグランジュポイントL1の空間には、イスカンダルへの遷都を目的として建造された空間機動要塞都市「第二バレラス」が存在する。 総統府近傍の湖には宇宙軍港が設置されており、高さのある台形状の大規模な構造物となっている。上面は航宙艦船の発着スペースで、乾ドック状の発着スポットが配置されている。構造物内は整備ドックであり、発着スポットから艦船をリフトで降ろして整備を行う。 『2199』では星の寿命についての言及はなかったが、『2202』において、旧作のような惑星環境の変動等の兆候こそ未だ表に出ていないが、「星の寿命が残り数十年程度しかない」という事実がデスラー一族と僅かな側近の間で極秘裏に知られていたことが明かされ、『2205』において、古代イスカンダル人がコスモリバースの応用による惑星改造をイスカンダルの双子星に施しガルマン人(後のガミラス人)に適した生存環境を持つ「ガミラス星」へと強制的に作り変えたことが「星の寿命を縮めた原因」だったと判明している。 『2205』前編では、ガルマン星へのガミラス臣民移住が開始されて間もなく、多数のデザリアム・ハンマーが飛来して地殻の破壊を開始。デスラー艦隊が救出活動を続ける中で地殻崩壊を引き起こし、ガミラス星は爆散・消滅してしまった。
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ガミラス星
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大マゼラン星雲内の太陽系サンザーの第8番惑星。なお、第1番や第3番となっている場合もある。 ガミラス帝国の主星であり、ガミラス大帝星とも呼称される。直径1万6,000キロメートルの地球型惑星であり、イスカンダル星とは双子星(二重惑星)を構成し、中心太陽から約3億キロメートルの軌道を周る。ガミラス星の構造上の特色は、長年の侵食作用により地下に空洞が広がって外殻と内殻の二重構造になっており、内殻上面に大陸と海があることである(内殻星)。大陸には山脈が柱状にそびえ、それを支えとして厚さ約10キロメートルの岩盤の外殻が内殻を覆っている。 西暦2199年時点では天体としての惑星の寿命を終えつつあり、地底物質は急速に硫化現象が進み、火山活動の影響で硫酸性の溶岩が海に流れ込み、海は濃硫酸、大気は亜硫酸ガス、雨は希硫酸である。 内殻上面には、キノコを模したような有機的デザインの高層ビルが聳え立ち、各ビルをチューブトンネルが繋いでいる。外殻下面には天井都市がぶら下がる形で連なっており、ガミラス本土決戦ではこれら都市のビルがミサイルとなってヤマトめがけて降り注いだ。総統府はガミラス星壊滅の折には脱出艦となり、デスラー艦としてイスカンダルからの帰還途上にあったヤマトを攻撃した。 宇宙物理学者でもあるヤマト艦長沖田十三の推測によれば、ガミラス星も太古には(イスカンダル星と同様の)綺麗な水の海を持つ普通の惑星であったとされる。そして中性だった海が酸性化したのは、ガミラス星の火山活動が活発であるからと看破し、その推測に基づき、ガミラス本土決戦において、ヤマトを濃硫酸の海に潜らせ、海底火山脈を波動砲で撃ち、火山活動を誘発することで、ガミラス本土防衛軍をガミラス星ごと壊滅させる作戦を立案し、ヤマト艦長代理古代進に遂行を命じたことが、ヤマトの勝利の決め手となった。 ガミラス帝国滅亡後は、『新たなる旅立ち』に登場。暗黒星団帝国によってガミラス星に埋蔵されている放射性物質「ガミラシウム」の採掘が行われていた。故郷に別れを告げるため帰還したデスラーがこの光景を見て激怒し戦闘を始めた結果、ガミラシウムが誘爆して、元より地殻が脆くなっていたガミラス星は爆発、消滅した。
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