銀河方面軍
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「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の記事における「銀河方面軍」の解説
エルク・ドメル 声 - 大塚明夫 / デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』 小マゼラン方面軍防衛司令官(〜『2199』第12話)→銀河方面作戦司令長官(『2199』第12話〜)。中将(〜『2199』第12話)→上級大将(『2199』第12話〜)。38歳相当。 『2199』第11話から登場。「宇宙の狼」と呼ばれるガミラスの名将で、ガミラス国民からは絶大な人気を誇る一方、その人気ゆえにデスラーの側近達の一部からは煙たがられている。他者からは政争に巻き込まれることを心配されているが、本人は「政治に興味はない」と明言する生粋の軍人である。 小マゼラン方面で大きな戦果を挙げていたが本国に召還され、銀河方面作戦司令長官に任命のうえヤマト討伐に当たることになる。 本作では割れ顎がやや目立ちにくくなり、モミアゲが頬止まりの短さへ変更されている。家族に妻・エリーサがおり、2人の間の息子ヨハンを過去に幼くして亡くしている。ペットとしてロクロック鳥を飼っている。 グレムト・ゲール 声 - 広瀬正志、稲葉実(『スパロボV』) / デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』 銀河方面作戦司令長官(〜『2199』第13話)→同・副司令官(『2199』第13話〜)。少将。47歳相当。 『2199』第4話から登場。旧作よりも無能かつ卑劣に描かれており、シュルツからは「日和見主義者」と疎まれている。品がなく卑屈な言動をとるためにデスラーからは嫌われているが、ゲールの側はむしろデスラーに対する忠誠は極めて厚い。ドメルが銀河方面作戦司令長官に着任したことにより副司令に降格されたため、彼を快く思っていない。 バラン星に集結した艦隊を率いヤマトを追ってガミラス本星に向かうもゲシュタムの門を破壊されたことにより通常航行を余儀なくさる、ディッツ提督により召喚命令およびヤマトへの攻撃中止命令を無視し直属のわずかな艦艇と共に放浪していたところにデスラーと合流しバラン星で地球帰投中のヤマトを襲撃するも次元潜航艦の雷撃により乗艦ゲルガメッシュが撃沈され戦死する。 旧作ではドメルとともに七色星団の戦いに参加し、ドメルの自爆の巻き添えで死亡したが、本作では終盤まで生き残り、故国を見捨てたデスラーに最後まで忠誠を誓っている。 イデル・モンク 声 - 櫛田泰道 / デザイン - 結城信輝(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』 バラン鎮守府付き士官で、ゲールの副官。銀河方面作戦副司令官(〜『2199』第13話)。中佐。 『2199』第10話から登場。生真面目な性格のため、ゲールの身勝手な行動にたびたび苦い顔をしている。 ドメル着任後も引き続き銀河方面軍に所属し、作戦会議にも参加しているが、ドメル幕僚団の一糸乱れぬ行動にゲール共々ついて行けずにいる。ゲール艦隊が離反した後もゲールの副官を務めている模様で、バラン星におけるヤマトを亜空間ゲートに追い込む作戦時に、ゲルガメッシュの艦橋にいることが確認できる。 ヴァルス・ラング 声 - 大川透 / デザイン - 結城信輝(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』 メルトリア級航宙巡洋戦艦「EX178」艦長。中佐。ザルツ人。 『2199』第10話に登場。冷静な指揮官で、ヤマトと同じく次元断層へ落ち込んでいたが、脱出方法をヤマトへ提案するためにメルダを送る。乗艦していた親衛隊のネルゲの専横を黙認していたが媚びることはせず、メルダごとヤマトを見捨てて次元断層内に置き去ろうという彼の提案を階級と指揮系統を盾に退ける。ヤマトを「賞賛すべき敵」と評して対等に向き合っていたが、次元断層脱出直後に現れたゲール艦隊からヤマトもろとも攻撃をうけて乗艦と運命を共にする。
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