次元断層
次元断層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 04:41 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマトシリーズの天体」の記事における「次元断層」の解説
『宇宙戦艦ヤマト2199』 『宇宙戦艦ヤマト』におけるマゼラニックストリームの異次元断層。3次元空間と異次元との結節点に存在する次元空洞。レーダー・スキャナの類は全く反応しなくなり、超空間通信も空洞内で反響してしまうため、空洞外とは交信できない。さらに、3次元空間とは時空の性質が反転しているため、本来真空から無限にエネルギーを汲みあげる特性を持つ波動エンジンが、逆にエネルギーを外部に放出してしまう。強力な次元波動を3次元空間との位相境界面にぶつけられると、発生した干渉波で3次元空間への開口部が形成される(つまり、波動砲で「風穴」を開ければ出口を作ることができる)が、しばらく経つと閉じる。 多数の宇宙船や宇宙機がこの空洞に落ち込んだまま脱出できず漂流しており、その様を見た古代は地球上のサルガッソを連想した(第10話)。 次元断層は宇宙空間に無数に存在し、ヤマトが落ち込んだ空洞以外のものも存在する。次元断層はヤマトのみならず、通常のガミラス艦艇にとっても死地同然の場所だが、ガミラスが所有する次元潜航艦UX-01は、その次元断層を逆に利用し、次元空洞内へ潜航することで隠密行動を行う(第12・13話)。
※この「次元断層」の解説は、「宇宙戦艦ヤマトシリーズの天体」の解説の一部です。
「次元断層」を含む「宇宙戦艦ヤマトシリーズの天体」の記事については、「宇宙戦艦ヤマトシリーズの天体」の概要を参照ください。
- 次元断層のページへのリンク