空とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > > の意味・解説 

うつ【全/空/虚】

読み方:うつ

[接頭]

(全)名詞付いて、すっかり、全く、全部の意を表す。

「皮を—はぎに剝(は)ぎて」〈記・上〉

空・虚名詞付いてうつろな空虚な、の意を表す。

「—(せみ)はからを見つつもなぐさめ深草の山煙だにたて」〈古今哀傷


うつお〔うつほ〕【空/虚/洞】

読み方:うつお

中がからになっていること。また、そのようなもの。うつろ。うろ。

「この唐櫃(からびつ)をこそ心にくく思ひつれども、これも—にて物なかりけり」〈今昔二九一二

岩や樹木にできた空洞ほら穴

いかめし牝熊、牡熊、子生連れてすむ—なりけり」〈宇津保・俊蔭〉

上着だけで、下に重ねるべき衣類着用しないこと。

「短き衣—にほうかぶって、帯もせず」〈平家・八〉

(ねぎ)をいう女房詞

[補説] 発音は、古くは「ウツホ」、その後「ウツヲ」「ウツオ」と変化したという。また、ウツボ」と濁音にも発音されたらしい


うつせ【空/虚】

読み方:うつせ

貝殻うつせがい

いかなる様にて、いづれの底の—にまじりけむ」〈源・蜻蛉

中身のないこと。から。空虚

「手を通さねば便なき袖は—のうちかけ姿」〈浄・聖徳太子


うつほ【空/虚/洞】

読み方:うつほ

⇒うつお(空)


から【空/虚】

読み方:から

《「殻」と同語源》

【一】[名]内部物のないこと。からっぽ。「—の箱」「家を—にする」

【二】[接頭]名詞に付く。

何も持たないこと。何も伴っていないこと。「—馬」「—手」

実質的なものが伴わないこと。うわべや形だけ役に立っていないこと。「—元気」「—回り」「—手形」「—世辞


くう【空】

読み方:くう

[音]クウ(呉) [訓]そら あく あける から むなしい すく うつろ

学習漢字1年

[一]クウ

そら。「空間空気空中滑空虚空(こくう)・航空上空低空天空碧空(へきくう)・領空

がらんとして大きい。「天空海闊(てんくうかいかつ)」

中身根拠がない。何もないからっぽ。「空虚空席空想空白空論架空真空・中空」

仏教で、実体本質のないこと。「空観色即是空

航空機。「空軍空港空襲空路

空気。「空調空冷

[二]〈そら(ぞら)〉「空色空耳青空夜空

[三]〈から〉「空手空念仏

名のり]たか

難読空木(うつぎ)・空蝉(うつせみ)・空穂(うつぼ)


くう【空】

読み方:くう

【一】[名]

天と地との間。大空(おおぞら)。空間。「—を切る」「—をつかむ」

《(梵)śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久不変実体自我などはないということ

空軍」の略。「陸海—」

【二】[名・形動

何も存在しないこと。また、そのさま。うつろ。

「彼は—な懐(ふところ)をひろげて」〈藤村・家

事実でないこと。よりどころのないこと。また、そのさま。

決し自己弁護の—な言草じゃあない」〈里見弴・今年竹

無益なこと。また、そのさま。むだ。「今まで努力が—に帰した


そら【空/虚】

読み方:そら

【一】[名]

頭上はるかに高く広がる空間。天。天空。「東の—が白む」「鳥のように—を飛び回りたい」「—高く舞い上がる

晴雨などの、天空のようす。天候空模様。「今にも降り出しそうな—」

その人居住地本拠地から遠く離れている場所。または、境遇。「異国の—」「旅の—」「故郷の—を懐かしむ

多く「そらもない」の形で)心の状態。心持ち心地また、心の余裕。「生きた—もない」

観菊などという—は無い」〈二葉亭・浮雲

すっかり覚え込んでいて、書いたものなどを見ないで済むこと。「山手線駅名を—で言える

家の屋根天井裏、木の(こずえ)など、高いものの上部。てっぺん

それがしが木の—にゐれば」〈狂言記柿山伏

【二】形動ナリ

他に心を奪われぼんやりして当面事柄に対応できないでいるさま。うわのそら

たもとほり往箕(ゆきみ)の里に妹を置きて心—なり土は踏めども」〈・二五四一〉

はっきりした理由もなく事が起こるさま。偶然。

二人の人、同じ夜、—に相会へり」〈今昔・九・三三

確かな根拠もなく推量するさま。

「それ、しかあらじと、—にいかがは推し量り思ひくたさむ」〈源・帚木

【三】[接頭]名詞動詞・形容詞などに付く。

それらしく思われる実際そうでない、という意を表す。うそ。いつわり。「—涙」「—笑い」「—とぼける

実体のない、事実でない、などの意を表す。「—耳」「—音(ね)」

あてにならない信頼できない、などの意を表す。「—頼み

はっきりした理由のない、わけのわからない、なんとなく、などの意を表す。「—恐ろしい」「—恥ずかしい」


むな【空/虚】

読み方:むな

語素名詞の上付いて何もない空虚である、の意を表す。「—手」「—言(むなごと)」


うろ【虚/空/洞】

読み方:うろ

内部が空になっているところ。うつろ。ほら。空洞。「古木の—」


読み方:ウツボ(utsubo)

ネギ別称
ユリ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Allium fistulosum


読み方:あき

  1. 空巣覘家人不在ヲ窺ヒ屋内侵入財物窃取所為。〔第三類 犯罪行為
  2. 空巣覘のことを言ふ家人不在を窺ひ屋内侵入して財物窃取するをいふ。あきす又はあきすねらひの略語である。〔犯罪語〕
  3. 〔犯〕空巣覘ひのこと家人の隙を窺ひ掻浚ひを行ふ侵入盗一種空巣覘ひの略、「巣」は凡て住居家宅のこと。「空巣」を単に「キス」とも云ふ。「居空」(※「いあき」)「夕空」「カウモリ」「タカ」等別項参照空巣を働くことを「アキフム」といふ。
  4. 空巣窃盗略語である。〔刑事
  5. 犯罪語にて空巣覘のことを言ふ家人不在を窺ひ屋内侵入して財物盗取するをいふ。あきす又はあきすねらひの略語である。
  6. 空巣覗のことをいふ。
  7. 家人不在侵入して金品窃取する事。「あきすねらい」に同じ。
  8. 空巣多治見前橋 不良仲間
  9. 家人不在窺い侵入物品窃盗所為三島
  10. 〔犯〕空巣留守宅)のこと。
  11. 空巣。〔掏摸
  12. 家人留守中の窃盗。〔一般犯罪
  13. 空巣狙い語尾省略。〔盗〕
  14. 家人不在侵入して窃取すること。「あきすねらい」も同意。「あきす」「あきし」ともいう。

分類 不良仲間刑事掏摸、犯、犯罪犯罪者犯罪語、盗/風俗


読み方:そら

  1. 二階座敷。〔第五類 一般建物
  2. 二階を云ふ。
  3. 二階上にあるころから。〔俗〕 ②とぼける。空(そら)を使うの省略。〔俗〕
  4. 二階。「おかるば」と同じ。

分類 俗/一般

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方:ソラsora

作者 壷井栄

初出 昭和29年

ジャンル 小説


読み方
あき
くう
そらさき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 07:17 UTC 版)

(そら、霄、: sky)とは、地上から見上げたときに頭上に広がる空間のこと。天空てんくうとも[1]

概説

広々とした空を大空、大空の中を空中、空中の低いところを低空、空の上のほうを上空や高空という。 #用語、表現で説明

空と空以外が作り出す境界線を英語では「skyline」(スカイライン)と言う。空と面や面との境界線を水平線、空と大地との境界線を地平線という。

人は、空の形を鏡餅や市女笠のような形だと感じているらしい。 #空の形で説明

空のは時間帯や天候によって変化する。

地球の空の色は時間帯によって変化する[2]。夜明け前、東の地平線には朝焼けが起こり、暗い空が赤くなる。太陽が昇り充分な高さになると空は青色に見える。昼間は青い。そして日没が近くなると西の空は夕焼けでオレンジ色になり、太陽が沈むとまた空は暗くなり[3]っぽく見える。

また、夜空はが見える場でもあり、空気が澄んでいる場所であれば天の川の白く輝く帯が空をぐるりと横断しているのが見える。ノルウェー北部など緯度が高い地域では24時間太陽が昇らない時期(極夜)が2か月ほども続く。その寒い時期、人々はずっと夜空を見続け、再び太陽が昇る時を待つのである。そのかわり緯度が高い地域では、ときにオーロラ緑色の美しい光のカーテンが空にゆらめく。

空の色は天候によっても変化する。昼間でも低い雲に覆われると灰色の曇り空になる[4]雨雲が低く垂れこめれたりが近づくと空は暗く、不気味に黒っぽくなる。

空の色の変化は、太陽光が含むいわゆる"七色"の可視光線(光)の性質と、大気空気)をつくっている成分の気体分子やちりなどの微粒子が光に作用することが関係している[3][5][6]

気圧は上空ほど低い。#低空、上空の気圧で説明。

空を飛ぶ生物がいる。#空を飛ぶ生物で説明。

国家の領土や領水の上空には国家の主権が及ぶ。#空と国家の主権で説明。

空の形

空の形を "地平面で区切られた半球" としてしまうことも多いが [7]、実際には人間の知覚は空を押しつぶした丸天井のような形、あるいは鏡餅のような形、あるいは市女笠いちめがさのような形だと感じているらしい[7]。太陽が月が地平線に近い時に特に大きく感じるのは、空がそのような形状だと感じているからだと指摘している心理学者もいる[7]

なお、日本の小学生の児童を対象に空の形状の認知を1993年に調査しクラスター分析したところ、7つの形状認知に類型化できた[8]

  • 水平方向の距離が増すにつれて空の高さも増す形状[8]。児童の54 %がこのような形状だと感じていた[8]
  • 水平線と平行であるが、自分の周囲の空のみが低い形状[8]。児童の22 %[8]
  • 水平線と平行の形状[8]。児童の8 %[8]
  • 山のような形状[8]。児童の8 %[8]。「遠くの空は狭くなっているように見える」という視覚的感覚からそう感じている児童と、小学理科5年の天文領域で導入される透明半球をそのまま空の認知形状としている児童がいた[8]

そのほか、天球を1/4に切った形の空[8]、無限に広がる空[8]などと認知している児童もいた。

空の色や明るさの原理

晴天の昼の空

可視光線の波長別のレイリー散乱の強さ
太陽放射の波長別の強度(黄に着色)と地表に届く強度(赤に着色)

太陽の可視光線の波長よりも半径が数桁小さい大気中の酸素窒素などの分子は、可視光線のレイリー散乱を起こす。散乱光の強度は、電磁波の波長の4乗に反比例する。い光は約450ナノメートル(nm)、い光は約700 nmだが、同じ強さならば波長が短い青い光のほうが6倍ほど強く散乱される。太陽光には青よりも波長が短いの光も含まれているが、その量はやや少なく、青よりも強く散乱されるため地上に届くまでの減衰が大きい。また、紫の光は人間の錐体細胞)における感度があまり強くない。太陽が高い日中はこのような原理から、地上には主に青い光が届き、空は青色に見える[5][6][9][10][11][12][13][14]

なお、可視光線のどの波長でも多かれ少なかれ散乱(散乱日射)があるため、太陽の方向以外の空も明るく見える[10][11]。実際、空からの可視光のうち人間の目が知覚する成分は、色光に青の単色光を混ぜた構成となっている[15]

そして青色光は、空気分子の密度が低い、高度数十キロメートル(km)以上の上層の大気のレイリー散乱に由来すると考えられる。これは、空気分子の密度が高い(分子同士の距離が近い)下層の大気では、散乱光どうしが干渉し打ち消しあって前方散乱成分のみが伝わり、結果として直進するためで、それがない上層の低密度の大気で散乱が現れる[14][16]。厳密には、空気分子の熱運動が影響する微視的な密度ゆらぎが散乱を起こすと説明される。この密度ゆらぎの理論はスモルコフスキーが1908年に、アインシュタインが1910年にそれぞれ提唱した[16]。この性質は、下層でもレイリー散乱が起こるとすれば、青色光の散乱減衰によって遠くの山などの景色が赤みを帯びて見えるはずだが、そうはならないという事実に合致する[16][17]

また、上層のレイリー散乱は角度別では、進行方向とその正反対にあたる前方散乱と後方散乱が最も強く、直角方向が最も弱い。そのため、太陽の方向とその反対方向は比較的明るく、太陽から90°の方向や天頂部は比較的青色が濃くなる。ただし差は小さく、大気が清浄な地域でなければこれを視認することは難しい[18]

なお、進行方向に直角な散乱光は振動の方向が規則性を示す偏光の性質をもつ。カメラ偏光フィルターを付け向きを調整すると、空の青みが増したものが撮影できる[14][18]

空の色を説明する理論は、1859年ジョン・ティンダルが微粒子や水蒸気による散乱とする説を提唱、レイリー卿によって理論づけられた。ただし、これは後年チンダル現象と呼ばれるもので、これにより空が色づいて見えるとすれば、微粒子の濃度や湿度によって空の色は著しく変化することになってしまう。理論の修正を行ったのがアルベルト・アインシュタインで、酸素と窒素の分子による散乱だけで説明できることを1911年に計算で確かめた[9]

曇天の空

昼間でも低い雲に覆われると灰色の曇り空になる[4]。特に雨雲に覆われると黒っぽくなる[19]。これは、特に雨雲は水滴が多く、多くの粒子によって太陽光が吸収されるからである[19]

朝や夕方の空

朝や夕方の太陽が低い時間帯は、光が地上に届くまでに大気中を通る距離が長い。この場合、青やなどの光は強く散乱され減衰する一方、赤の光が最も地上まで届きやすく、朝や夕方の太陽やその周りの空は赤色や橙色(オレンジ色)に見える[3][5][6][10][12]

また皆既日食のときには、地平線付近の低空の全方向に夕焼けのようなオレンジ色が見られる。これは太陽光が当たっている遠くからの散乱光で、普段も存在するが青い光が強いため見えない[10]

日没後や日の出前、太陽が地平線下18°位までの薄明かりの状態を薄明と呼ぶ。太陽光の散乱がわずかに残るために生じる。ただし、都市周辺では街の明かりにより薄明を識別することが難しい[20]

なお、は水滴の大きさが可視光線の波長と同程度にありミー散乱を受ける。どの色の波長も同じように散乱されるので白色に見え、厚い雲の影の部分は光が弱くなって灰色や黒色に見える[5][6][21]

同様に大気にちり煙霧などの微粒子が多いときも、ミー散乱により、昼間は大気が白色や灰色を呈する[5][12]

なお、粒径が均一の比較的小さな微粒子が漂うときには散乱により特定の色が強く見えることがある。山火事や火山噴火の後に500-800 nm程度の微粒子が生じることがあり、空が赤みを帯びる。ただし、このとき太陽そのものを見るときは直逹光の赤みが減じて青白い太陽 (blue sun)に見える。また、朝焼け・夕焼けは直逹光ではなく散乱光が赤みを帯びる効果のため、通常よりも赤みを増し赤みを帯びる時間が長くなる[9][10][12]

植物に由来する有機エアロゾルテルペンは200 nm程度の微粒子で、盆地で生じることがある青みを帯びた煙霧の原因と考えられる[9][12]

夜空

夜の空は暗く、一般には「黒い」ものと認識されている。夜に暗く黒く見えるのは、人間の眼の錐体細胞を十分に刺激する光量がないためである[22]

ただし、夜でも満月のように強い月光があるときは、暗いながらも空が青みがかって見える[22]。月光は太陽光が月に反射したものであり、日中の太陽光と同じようにレイリー散乱によって青い光が届く。ただし、月光は太陽光の約1000万分の1と弱い。街の明かりなどの光源(いわゆる光害)がない場所のほうが暗い青色の空は認識しやすい。また、感度の良いカメラで露出時間を長くするなど調整すれば、昼間に近いような明るい青空を、光の筋を描く星とともに撮影することができる[22]

オーロラの出る空

オーロラは緑色っぽいものや赤みがかったものが有名である。

だがオーロラの色は人によって見え方が若干異なり、ある人に緑白色に見えるオーロラが別の人には黄緑や緑色に見える。またある人にピンクに見えるオーロラが赤色に見えたりする[23]

オーロラの緑や赤に見えるところは酸素が光っており、同じ酸素でも、高さによって赤く光ったり緑に光ったりしている。一方、オーロラのうちピンクや青に見える部分は窒素が光っている[24]

オーロラの空。アイスランドにて

では、なぜ酸素や窒素が光るかというと、宇宙からやってきたプラズマと呼ばれる電子陽子(おもに電子)が空気に衝突するからである[25]。空気を構成している窒素分子や酸素分子に衝突するわけだが、酸素原子は原子核とその周りをまわる電子から構成されており[25]、宇宙からやってきた高エネルギーの電子がこの空気分子の電子と衝突し空気分子の電子にエネルギーを与えると[25]、空気分子の電子は励起状態になりそれまでの軌道より外側をまわるようになる[25]。だがこの励起状態は空気分子にとって不安定なので、時間がたつと自然とその電子は元の軌道に戻る[25]。このとき、2つの軌道のエネルギーの差の分だけを出す、という原理で発光している[25]

オーロラの空。オーストラリアビクトリア州にて

空気の密度による差異

標高が上がるにつれて、空はより深い青や濃紺に近い色に見えるようになり、次第に暗くなる。これは標高5千メートルや6千メートル以上など、特に高い山に登る人々に知られている。その原理は、気圧が低くなるため空気分子による散乱が減少し、また上空では微粒子が少ないため白色光の元となるミー散乱の効果も弱まって、その地点の光源における直達日射の割合が高まるため。もっと高度が高くなると、やがては大気がない月面から見た場合のように、黒い空に太陽などが輝くことになる[14][26]。高高度を飛ぶ飛行機からも観察できる場合がある。

(日本人読者が注意すべき点)なお、上で説明した現象は、日本人が"山"と聞いて想像する高さではほぼ起きない。上の文章の出典の1つはアラスカの文献であり、アラスカには標高 6190メートルデナリ山があり、アラスカの住民は "山" というときに、日本人とは異なり、無意識に6000メートル級の山をイメージしている。日本人が山と聞いて固定観念的に想起する山、すなわち富士山(標高 3776メートル)、あるいは槍ヶ岳(3180メートル)などでは上で説明したようなことはほとんど起きない。[注釈 1]

低空、上空の気圧

海抜 0メートルの標準気圧は1013.25 ヘクトパスカル(hPa)であり、これを1気圧(1 atm)と呼んでいるが、 気圧は空の上のほうへ行くほど低くなる。

地上から上空に向かい上昇してゆくと、標高が低い位置では気圧の下がり方は比較的激しくて、標高が高くなるにつれ下がり方が緩やかになる[27]。最初に標高1000 メートルへ昇ると気圧が12 パーセント下がる[27]。標高2000メートルだと標高ゼロと比べて22パーセント低く[27]、標高3000メートルだと標高ゼロと比べて31パーセント低くなる[27]

標高5000メートルだと約500ヘクトパスカルになり、海抜ゼロの気圧のおよそ半分になる[28][29]

低空、上空の気温

気温は、対流圏では高度標高)が上がるとともに低くなる。これは、標高が高いほど空気の密度が低くなるためである。

標高が上がればほど温度は下がっていくが、その標高に応じた下がる割合を気温逓減率あるいは気温減率という(地理学では[疑問点]気温減率または逓減率と呼ぶ[30]としていることがある。)標準的な湿度の[疑問点]対流圏内では、気温低減率は100メートルあたり0.6度とされている。すなわち、標高1000メートルでは標高ゼロメートルと比べて気温が6度下がるとされている。

気温低減率は湿度によって変化する。蒸気をまったく含まない乾燥した空気では100メートル上がるごとに1度である[31]。 標準的な湿度では、100メートル上がるごとに約0.6度とされている。だが高湿度の環境では低減率は100メートルごとに0.5 - 0.7とされ、特に湿度が高いと0.5となり、1000メートルあたり5度下がる割合である[31]。たとえばがある空間では、雲の中で水蒸気が水になるときに空気をあたためるため、気温は100メートル上るごとに約 0.5℃しか下がらない。[疑問点]

気象学では気温減率を 「 6.5 °C / km 」などと表現する[32]。「/ km 」は、日本語の「1km あたり」と読み替えることができる[32]。分野により「° C / 100m」や「°C / m」も使う。

高度1万メートルを飛ぶ国際線旅客機の機体の外は、マイナス50度もの極寒の世界である[33]

なお、旅客機の中は24度ほどに保たれているが、これは暖房によるのではなく[33]、人は高度1万メートルの低圧では生きられないので、外気を圧縮して取り込み圧力を上げ、客室内は800ヘクトパスカル、すなわち海抜ゼロメートルの1気圧より2割ほど低い気圧になるよう保たれ、圧縮することにより気温は一気に28度まで上がるが28度では少し暑すぎるので、冷却して4度ほど下げてから客室に取り込んでいる[33]

空を飛ぶ生物

空を飛ぶ生物がいる。空中を移動することを飛翔あるいは飛行という。

有翅昆虫すなわちを持つ昆虫の古い化石石炭紀中期(ミシシッピ紀後期、3億2千8百万年前から3億2千4百万年前ころ)のものではあるが、化石で補正した分子系統学的研究は有翅昆虫の起源が4億4千万年前から3億7千万年前、シルル紀デボン紀にあるとしている[34]メガネウラは翼開長が約70センチメートルにもなる巨大なトンボであり、約3億年前に飛んでいた。

脊椎動物で翼をはばたかせて飛ぶ形態が出現したのは3回で、それを年代順に挙げると、翼竜鳥類コウモリである[35]ケツァルコアトルスは地球史上最大、あるいは地球史上最大級の飛行生物と言われる。

現代の空を飛ぶ生物としては鳥類や、哺乳類のコウモリ有翅昆虫の中の現在も翅を保っているものが挙げられる。

人類航空機を発明し空を飛ぶようになった。

空の経路、航空路

航空路

空には航空路というものがある。航空路とは航空機計器飛行方式により繰り返し飛行するために定められた経路である[36]。地理的、地形的、気象的条件や、航空保安施設の状況、各国の事情や国際事情などに配慮して、繰り返し飛行するのに適した経路が航空路に定められる[36]。そしてその名称、空域、位置、範囲などが一般に告示される[36]。航空路上を飛行する航空機は原則的に航空交通管制の指示を受ける[36]

なお、航空機が全て航空路を飛行しなければならないということではない[36]。すなわち、航空機の中には航空路ではない空域を飛ぶものもある。

空と国家の主権

国家には主権があるとされており、地球表面の領域としては領土および領水があるが、領土および領水の上空にあたり国家の主権が及ぶ範囲を領空という。国家が領域の上空に対して領域権を有していることを領空主権という[37]。1919年のパリ国際航空条約や1944年の国際民間航空条約でも、各国がその領域上の空間において完全かつ排他的な主権を有することが承認されている[37]航空機は、それが飛ぶ空の下にある国家(地上国という)の許可なしにはその上空を飛行することは認められていない[37]

地上国の許可なくその領空に侵入することを領空侵犯という[37]。地上国は領空侵犯防止のために必要な措置をとることができる[37]

領空の範囲。領土や領海との関係

領空の高さは無制限ではなく、高度 100 キロメートル(10万メートル)までの空間を領空とみなすことなっている[38]。これには、「宇宙空間」の定義が関係している[38]

1967年に発効した宇宙条約では、宇宙空間の領有が禁止されているので、地表から宇宙空間の下端までの空間が領空ということになるが[38]、実は宇宙空間を定義することは領空の上限を定義することになるため各国の利害関係から明文化された国際条約は存在しておらず[38]、一般的には「地球の大気圏の外側が宇宙空間」とされるがどこまでを大気圏とするかも解釈がいくつかあり[38]、そのため1950年代に宇宙開発が始まったときに民間団体である国際航空連盟が「地上から100キロメートルが宇宙空間と大気圏の境界線」と定義した[38]。この100キロメートルの線をカーマンラインという。領空の高さの上限についても慣習的にカーマンラインが用いられるようになり、慣習的に、領空は高さ100キロメートルまでということになっているのである[38]

地球以外の天体の空

月の昼の空。アポロ17号の際の撮影

月の空

など大気が無い天体、大気による光の散乱がほとんどない天体では、昼でも空が暗く黒く見える[14][26]

火星の空

火星では大気が薄いため空は地球より暗く、によって赤みがかった色になる[9]。火星の塵の大きさではミー散乱が卓越するが、ごく弱い波長依存があり、青い光が散乱されやすく赤い光が散乱されにくい特性のため、地球とは逆に昼は赤系、朝夕は青系の色となる[10][16]

火星の空

用語、表現

基本単語
  • 上空じょうくう : 空の上の方[39]
  • 高空こうくう : 高い空[40]。上空[40]
  • 大空おおぞら: 広々とした空[41]
  • 空中 : 大空の中[42]
  • 低空 : 空中の低い所[43]。地面や水面に近い空間[43]
  • 朝空あさぞら : 朝方のさわやかな空[44]
  • 夜空よぞら: 夜の空[45]
  • 曇(り)空くもりぞら : 雲におおわれていて、日のささない空[46]
  • 雨空あまぞら : 今にも雨が降りそうな空、またすでに雨が降っている空[47]
  • 雪空ゆきぞら : 雪が降ってきそうなようすの空[48]
  • 晴空せいくう : 晴れた空、晴天[49]
  • 上の空:精神状態が目標に集中していないこと。
  • 空耳:実際にはない音や声が聞こえたように思うこと。
  • 空目
  • 空色:水色に近い、明るめの淡い青色。

脚注

注釈

  1. ^ 地方在住の幼い子どもが"山"と聞いて想う山、たとえば愛媛県在住の幼い子どもが真っ先に想う山石鎚山(標高1982メートル)、あるいは札幌の子どもが地元の山として真っ先に思い出す藻岩山(531メートル)では、なおさらまったく起きない。

出典

  1. ^ 」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E7%A9%BA 
  2. ^ 水谷ほか 2012, p. 83.
  3. ^ a b c 水谷ほか 2012, p. 93.
  4. ^ a b 岩槻秀明『ポケット図解 最新天気がよ〜くわかる本 天気の仕組みを科学する』秀和システム〈Shuwasystem beginner's guide book〉、2006年4月、[要ページ番号]頁。ISBN 4-7980-1279-3 
  5. ^ a b c d e 小倉2016, pp. 124–126.
  6. ^ a b c d 岩槻 2012, pp. 242–244.
  7. ^ a b c 」『改訂新版 世界大百科事典』https://kotobank.jp/word/%E7%A9%BA 
  8. ^ a b c d e f g h i j k l 松森靖夫(岡山大学教育学部教育工学センタ ー) (1993). “児童における空の水平方向の形状認知の類型化に関する試み”. 日本教育工学雑誌 16(4): 211−221. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmet/16/4/16_KJ00003904976/_pdf/-char/ja 2025年3月28日閲覧。. 
  9. ^ a b c d e Philip Gibbs (1997年). “Why is the sky blue?”. The Physics and Relativity FAQ. 2023年3月11日閲覧。
  10. ^ a b c d e f 谷田貝ほか 2011, pp. 577, 580–593(柴田清孝 著).
  11. ^ a b Yu Timofeev & A. V. Vasilʹev (2008-05-01) (英語). Theoretical Fundamentals of Atmospheric Optics. Cambridge International Science Publishing. p. 174. ISBN 978-1-904602-25-5. https://books.google.com/books?id=2x4CAQMEKigC&pg=PA205 
  12. ^ a b c d e Stephen F. Corfidi (2014年9月). “The Colors of Sunset and Twilight”. Norman, Oklahoma: Storm Prediction Center, National Weather Service. 2023年3月11日閲覧。
  13. ^ 小石眞純「マテリアルサイエンスにおけるミクロ構築技術の流れ」『色材協会誌』第74巻第3号、色材協会、2001年、142-146頁、doi:10.4011/shikizai1937.74.142 
  14. ^ a b c d e 籔内 2007.
  15. ^ Glenn S. Smith (2005-07). “Human color vision and the unsaturated blue color of the daytime sky” (英語). American Journal of Physics 73 (7): 590–597. Bibcode2005AmJPh..73..590S. doi:10.1119/1.1858479. http://www.patarnott.com/atms749/pdf/blueSkyHumanResponse.pdf. 
  16. ^ a b c d Hecht 2018, pp. 159–167.
  17. ^ 誘電関数って何だ? : 3. 光と電子はダンスを踊る”. 徒然「光」基礎講座. 有限会社テクノ・シナジー. 2023年3月12日閲覧。
  18. ^ a b 山内豊太郎 (2008年3月). “なぜ夕日は赤く、空は青いのですか?”. 理科年表Q&A 気象部. 理科年表オフィシャルサイト(丸善出版、国立天文台). 2023年3月12日閲覧。
  19. ^ a b はれるんマガジン、雨が降りそうなとき、雲が灰色や黒っぽいのはどうして?”. 気象庁. 2025年3月2日閲覧。
  20. ^ 薄明”. 暦Wiki. 国立天文台天文情報センター暦計算室. 2023年3月11日閲覧。
  21. ^ 荒木 2014, pp. 111–112.
  22. ^ a b c Joseph A. Show (1996年11月). “Light touch: What color is the night sky?” (英語) (pdf). Optics & Photonics News (Florida State University). ISSN 1047-6938. https://osa.magnet.fsu.edu/teachersparents/articles/pdfs/what%20color%20is%20the%20night%20sky.pdf 2025年3月1日閲覧。. 
  23. ^ ニール・デイビス『オーロラ』山田卓 訳、地人書館、1995年、26頁。ISBN 4805204982 
  24. ^ オーロラの秘密、ご存知ですか?”. ウェザーニュース. 2025年3月13日閲覧。
  25. ^ a b c d e f 塩川和夫(名古屋大学宇宙地球環境研究所). “オーロラと低緯度オーロラの解説”. 名古屋大学. 2025年3月13日閲覧。
  26. ^ a b Papineau 2005, p. 22.
  27. ^ a b c d ジョー・ヘルマンス(オランダ・ライデン大学名誉教授。理学博士。専門は物理学)『確かめてナットク! 物理の法則』岩波書店、2021年、18頁。ISBN 978-4005009336 
  28. ^ 石黒正人(現国立天文台名誉教授、執筆時 合同アルマ事務所 JAO (Joint ALMA Office)国際職員、元アルマ推進室室長). “アタカマ砂漠の思い出”. 2025年3月14日閲覧。
  29. ^ 饒村曜(気象予報士). “大雪の目安・5000メートル上空で氷点下36度の寒気が北日本に南下”. 2025年3月14日閲覧。
  30. ^ 地理学評論 - 第 67 巻、第 1~6 号. (1994). p. 405 
  31. ^ a b そらまめ(soramame128). “気温の逓減”. 2025年3月14日閲覧。
  32. ^ a b 岩槻秀明 (2017). 図解入門 最新 気象学のキホンがよーくわかる本[第3版]. 秀和システム. p. 37. ISBN 978-4798053677 
  33. ^ a b c JAL 天気情報”. Japan Airlines. 2025年3月14日閲覧。
  34. ^ Sandr R Schachat, Paul Z Goldstein, Rob Desalle, Dean M Bobo, C Kevin Boyce, Jonathan L Payne, Conrad C Labandeira (2022-12-19). abstract. “Illusion of flight? Absence, evidence and the age of winged insects”. BIOLOGICAL Journal of the Linnean Society. doi:10.1093/biolinnean/blac137. https://academic.oup.com/biolinnean/article/138/2/143/6936511. 
  35. ^ Vertebrate Flight”. カリフォルニア大学古生物学博物館 University of California Museum of Paleontology. 2025年3月15日閲覧。
  36. ^ a b c d e 航空路https://kotobank.jp/word/%E8%88%AA%E7%A9%BA%E8%B7%AF 
  37. ^ a b c d e 領空主権https://kotobank.jp/word/%E9%A0%98%E7%A9%BA%E4%B8%BB%E6%A8%A9コトバンクより2025年3月13日閲覧 
  38. ^ a b c d e f g 領空の高さはどこまでですか。”. 帝国書院. 2025年3月13日閲覧。
  39. ^ 上空https://kotobank.jp/word/%E4%B8%8A%E7%A9%BA 
  40. ^ a b 高空https://kotobank.jp/word/%E9%AB%98%E7%A9%BA 
  41. ^ 大空https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E7%A9%BA 
  42. ^ 空中https://kotobank.jp/word/%E7%A9%BA%E4%B8%AD 
  43. ^ a b 低空https://kotobank.jp/word/%E4%BD%8E%E7%A9%BA 
  44. ^ 朝空https://kotobank.jp/word/%E6%9C%9D%E7%A9%BA 
  45. ^ 夜空https://kotobank.jp/word/%E5%A4%9C%E7%A9%BA 
  46. ^ 曇空https://kotobank.jp/word/%E6%9B%87%E7%A9%BA 
  47. ^ 雨空https://kotobank.jp/word/%E9%9B%A8%E7%A9%BA 
  48. ^ 雪空https://kotobank.jp/word/%E9%9B%AA%E7%A9%BA 
  49. ^ 晴空https://kotobank.jp/word/%E6%99%B4%E7%A9%BA 

参考文献

関連項目

外部リンク


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:22 UTC 版)

烈火の炎の登場人物」の記事における「空」解説

裏武闘殺陣において、火影一回戦戦ったチームかつては東北最強として名高い格闘集団だったが、時代流れと共に格闘集団としての存続苦しくなり、今では殺人請け負う殺人集団として有名になってしまっている。 空海くうかい) 声 - 石塚運昇 裏武闘殺陣「空」大将務めた師範代42歳裏武闘殺陣には殺人集団だと思われつつある「空」の名誉を取り戻すために出場するが、火影敗退。しかし観客からはその戦いぶりに盛大な声援を受ける。武器や特殊体質魔道具など使って戦う他のチームメンバー違い、完全な体術のみで戦うが、その拳から繰り出される拳圧は烈火の崩をほぼ消し去ってしまうことができる程洗練されており素手でも相当な実力を持つ。普段温厚豪放磊落性格から「仏の空海」といわれているが、三度打撃(「仏の顔も三度まで」という意)により冷酷な戦闘マシーン「鬼の空海」となる。鬼となった空海肉体それまで以上に硬質化し、その拳は人型魔導具では最強の「大飛出」を一撃粉砕することができるほどに重みを増すようになるため、音遠からは「寒気のする強さ」、幻獣朗からは「文字通り変身」とそれぞれその実力を評されていた。とはいえ、その状態になって烈火対す恩義忘れることは決してなかった(アニメでは「鬼」という魔導具よるもの、という設定になっている。またアニメでは原作より濃厚な顔立ちで、「鬼」状態の顔は仁王のようである)。 SODOMでの戦いで「空」メンバー連れて(このとき「空」師範になった烈火達の応援駆けつけ烈火と共に木蓮・命ペアを倒すなど少なからず手助けをする。ラストでは裏武闘殺陣主催する主催のものと違ってクリーンな武術大会)。 最澄さいちょう) 声 - 野田順子 裏武闘殺陣「空」副将務めた魔道具使い空海同じく「空」の名誉を取り戻すために裏武闘殺陣出場し烈火と戦う。心臓に病があって15分以上戦えない(アニメでは裏で殺人請け負うようになった「空」メンバーたちを止めようとして戦ったとき、深手の傷を負い長時間バトルできない、という設定となっている)。使用していた魔導具は紙に気を送り込むことで紙を硬質化させる式紙。あるきっかけから小金井親友となるが、それがもとでジョーカー攻撃を受け、瀕死の重傷を負うが決勝戦小金井ジョーカー戦の最中会場に姿をあらわし小金井激励する。元々折り紙を折るのは得意なようで程度であれば一瞬の内に折ることができる。 SODOMでは空海とともに援軍として駆けつけ、餓紗喰、月白火車とともに門都と戦ったまた、このとき「空」師範代になっていた。この際明らかに15分以上戦っており、病気克服した模様。顔が可愛いため、作者性別曖昧にしたくなってしまうほどだったと語っている。 藤丸ふじまる) 声 - 伊藤栄次 空海最澄と共に「空」メンバーとして裏武闘殺陣出場し中堅務めた武器使い2月20日生まれチームメンバーである他の四人違い卑劣で品がなく、敵ならば幼い子供であろうとも容赦をしない残忍な性格で、風子を裸にしてから殺そうとし次々白いポロシャツ紺色のスキニージーパンなどの服を切り裂いて風子下着姿にするが、汚いやり口堪忍袋の緒切れた風子あえなく撃沈敗北後は対火影以後においては風子に「エロ野郎呼ばわりされながらも、敗北後僅かながら人情味のある言動見せる。ある意味作中でも特に人間臭いキャラ。素早い動き両手の鎌による一撃離脱戦法が得意。SODOMではマリーにモグ命名された。女性に対してやたら「ブス」と暴言を吐く癖がある。 大黒だいこく) 声 - 大滝進矢 空海最澄と共に「空」メンバーとして裏武闘殺陣出場し先鋒務めた棒術使い「空」随一棒術使いであり、棍棒キリモミ回転させて破壊力増大させる技を持つが、水鏡からは「曲芸」と評され抵抗空しく敗退する。南尾曰く「いつもクソ真面目」。 南尾(みなみお) 声 - 伊藤健太郎 空海最澄と共に「空」メンバーとして裏武闘殺陣出場し次鋒務めた猫目特徴的な男。「異常に柔軟な肉体」を持ち、それを利用したトリッキー動き相手翻弄するアニメでは「軟」という魔導具による能力であるという設定になっていた)。土門引き分けたSODOMでは仲間率いてゾンビ撃退していたが、門都に殺されてしまった。門都からは、「一人だけ、少しだけ楽しい奴いた」と評価されている。その直後仲間と共に一時的に紅麗の炎となって門都を倒し、その無念晴らした

※この「空」の解説は、「烈火の炎の登場人物」の解説の一部です。
「空」を含む「烈火の炎の登場人物」の記事については、「烈火の炎の登場人物」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「空」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

出典:『Wiktionary』 (2021/07/22 11:50 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. そら海面水面含んだ地上の上方に広がる領域空間
  2. そら天候
  3. そら場所
  4. そら気持ち
  5. から何もないこと。
  6. そら)何も見た教えてもらったりせず、当人記憶だけに頼る状態。
  7. クウ中空何もない空間
  8. クウ 仏教万物因縁による仮の姿であり実体はないという概念
  9. クウ)「空軍」の略、空軍に関する造語成分

熟語

訳語

から

※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「空」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



空と同じ種類の言葉


品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「空」に関係したコラム

  • FXの三空とは

    (さんくう)とは、4本の並んだ陽線、あるいは、陰線が隣り合うローソク足の高値と安値と重ならないように窓をけて続いた状態のことです。4本の並んだ陽線の場合を三吹き上げ、三上放れといいます。また...

  • 株式分析の酒田五法の見方

    株式分析の酒田五法は、江戸時代の相場師、本間宗久によって考案された投資術です。酒田五法には、「三山」、「三川」、「三」、「三兵」、「三法」の5つの法則があります。▼三山三山は、チャートの高値圏に出現...

  • 株式上場企業の業種分類

    日本の株式上場企業は、東京証券取引所(東証)をはじめとする証券取引所の独自の基準により、業種別に分類されています。例えば、東京証券取引所(東証)の場合、業種分類は「業種別分類に関する取扱い要領」により...

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「空」の関連用語

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



空のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ダウ・ジョーンズダウ・ジョーンズ
Copyright © 2025 Dow Jones & Company, Inc. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの空 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの烈火の炎の登場人物 (改訂履歴)、ジゴロ次五郎 (改訂履歴)、空 (曖昧さ回避) (改訂履歴)、おとして↓アプリガール (改訂履歴)、カービィのエアライド (改訂履歴)、仏教哲学 (改訂履歴)、クルクルランド (改訂履歴)、ムシブギョー (改訂履歴)、世界初の一覧 (改訂履歴)、住吉 (神戸市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS