空約束
- 客が馴染の芸妓からねだられて、紋日又は正月などに、芸妓の玉代その他の費用を負担することを承諾して、その日は芸妓が自由に休むことの出来るやうにしてやることをいふ。実際はその日客が遊びに行かないで約束だけするから「空約束」といつたものである。お約束ともいふ。〔花柳語〕
- 馴染の芸者が、紋日や正月などに自由に休むことの出来るやうに芸者の玉代その他の費用を出してやること。〔花柳界〕
- 紋日に際し狎妓(なじみ)のために其出先きを通じて玉祝儀(ぎよくしうぎ)をプレゼントする事、又おひろめに際して仲間同志の間に行はるる同様の贈答、何れも花柳界の悪習慣にして徐々廃絶の傾向にあるは喜ぶべし。
- 客が馴染の芸妓からねだられて、紋日又は正月などに、芸妓の玉代その他の費用を負担することを承諾して、その日は芸妓が自由に休むことの出来るやうにしてやることをいふ。実際はその日客が遊びに行かないで約束だけするから「空約束」といつたものである。お約束ともいふ。
- 〔俗〕客が馴染の芸妓からねだられて紋日又は正月等に、芸妓の玉代その他の費用を負担することを承諾して、芸妓が自由に休むことの出来るやうにしてやること。「お約束」ともいふ。
- 馴染の芸者が紋日や正月などに自由に休めるやうに玉代や其他の費用を出してやることをいふ。
- 花柳界用語。客が馴染の芸妓の玉代その他の費用を負担することを承諾して、その日は妓が自由に休むことが出来るやうにしてやることを言ふ。実際はその日客が遊びに行かないで約束だけするから「空約束」といつたものである。「お約束」とも言ふ。
- 馴染の芸妓などからねだられて、玉代その他の費用を負担することを承諾して自由に休めるようにしてやること。お約束ともいう。
- 客が馴染の芸妓からねだられて、紋日、又は正月などに、芸妓の玉代その他の費用を負担することを承諾して、その日は芸妓が自由に休むことのできるようにしてやることをいう。じっさいはその日客が遊びに行かないで約束だけするから空約束といったのである。お約束ともいう。〔花柳界〕
- 馴染芸者が自由に休める様に玉代だけ出して遊ばない。抱え主に対して表面をつくろうところより。〔花〕
「空約束」の例文・使い方・用例・文例
- 空約束
- 空約束.
- 空約束[こけおどし].
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