ぞう‐とう〔‐タフ〕【贈答】
贈り物
(贈答 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 23:19 UTC 版)
贈り物(おくりもの)とは、何か出来事があった際に贈る特別なものを指す。同義語にプレゼント・ギフト・ご進物(ごしんもつ)がある。
- ^ 中沢新一『愛と経済のロゴス』講談社〈カイエ・ソバージュ III〉、2003年、38頁(日本語)。
- ^ 桜井英治『贈与の歴史学:儀礼と経済のあいだ』中央公論新社<中公新書>、2011年、ISBN 9784121021397 pp.3-13.
- ^ a b c 室伏哲郎『贈る論理、贈られる論理』筑摩書房、1989年、29-36頁(日本語)。
- ^ a b c d e 関口英里『現代日本の消費空間―文化の仕掛けを読み解く』世界思想社、2004年、16-30頁(日本語)。ISBN 978-4790710844。
- ^ Malinowski, Bronisław Kasper『西太平洋の遠洋航海者』寺田和夫、増田義郎他、中央公論社〈世界の名著〉(原著1967年)、55-342頁(日本語)。
- ^ Mauss, Marcel『贈与論』1、有地亨、伊藤昌司、山口俊夫、弘文堂〈社会学と人類学〉、1973年(原著1924年)、219-400頁(日本語)。
- ^ 柳田國男『食物と心臓』41、筑摩書房〈定本柳田國男集〉、1962年、219-375頁(日本語)。
- ^ 和歌森太郎『日本人の交際』12、弘文堂〈和歌森太郎〉、1982年、1-50頁(日本語)。
- ^ デパートが消費抑制のため発売停止(『朝日新聞』昭和16年12月21日)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p270 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
贈答
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 05:58 UTC 版)
古代、朝廷が渤海使に「檳榔扇」を贈ったように、暑中の贈答品として主要な地位を占めてきた。現代における企業や商店が配る団扇もその流れである。
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贈答(お歳暮)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:04 UTC 版)
お歳暮(おせいぼ)は、本来は直接訪問して贈り物をするものであるが、近年では老舗や百貨店などから直送(実際には宅配便のシステムを利用)で相手方に贈られることが多い。 多くの商品が贈答にされる為、この時期の賑わいを歳暮商戦(せいぼしょうせん)、御歳暮商戦(おせいぼしょうせん)などと言う場合もある。 お歳暮は1回限りではなく、"継続的に(毎年)"贈るのがマナーであるとされる。また、贈る物の金額は毎年同じ程度が良いとされている。すなわち、最初に1万円を超えるような品物を贈ると、今後も同程度の物を送る必要が出てくるので、注意が必要である。 この時の贈答品は主に、新しい年を迎える為に必要な物を送ることが多い。具体的にはある程度保存の利くアルコール飲料(ビールやウィスキーなど)、コーヒー、ハム・ソーセージといった食品が多いが、クール便(冷蔵輸送)の拡充によって魚介類や牛肉などの産直生鮮食品も利用される。また、洗剤や石鹸など、生活必需品を贈ることも一般的である。また、相手先が商品の選択を可能とする目的で、商品券や引換券を贈る場合もある。 この時期に贈る品物には紅白の水引と、熨斗アワビの飾りまたは代わりのマークを付けて贈る(ただし、品物が生ものの場合は熨斗アワビは付けずに水引のみ)。注意しなければいけないのは、この時に付ける水引の形で、蝶結びにしなければならない。 結婚後、娘の実家から婚家に歳暮を贈る風習もある。富山県から関西地方では、年末年始に食べる文化がある(年取り魚)。富山県の西部(呉西)、特に新湊や氷見を中心に娘が嫁いだ初めての年末に婚家に寒ブリ一本を歳暮として贈る風習がある。金沢では男の子が生まれた場合、軍配型の「杵餅」を、女の子が生まれた場合は「繭玉」や「巾着餅」を贈ることがある。富山の呉西では男の子が生まれると「天神様」(菅原道真)の掛け軸や彫像が贈ることがある。結婚後ずっと歳暮や中元を実家から婚家に贈ることがある。
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