やく‐そく【約束】
やくそく 【約束】
約束
- 東京地方にて、客が芸妓を招いて遊ぶ場合に、最初三時間ほどの間、他の客からその芸妓の貰ひが利かないやうに、玉をつけて約束することをいふ。又は「お約束」ともいふ。〔花柳語〕
- 他のお客から自分の芸妓(げいしや)に貰ひが利かないやうに玉をつけて約束すること。〔花柳界〕
- お座敷の予約売買、此時に限り芸者は『出』の着物を着る筈、平座敷(ひらざしき)に比して祝儀高く勤務時間また長し、流行妓(うれつこ)は此の方法に依らざれば殆どお座敷に招聘する事を得ず。之を以て『約束芸者』の異名あり、妓品(ぎひん)最も高し。
- 東京地方にて、客が芸妓を招いて遊ぶ場合に、最初三時間ほどの間、他の客からその芸妓の貰ひが利かないやうに、玉をつけて約束することをいふ。又は「お約束」ともいふ。
- 〔隠〕他のお客から自分の芸妓に貰ひが利かないやうに玉をつけて約束すること。
- 自分の芸妓に時間中、他の客より貰ひに来られない様に花代より余分の金銭を出して約束すること。
- 東京地方で、客が芸妓を招いて遊ぶ場合に、最初三時間ほどの間、他の客からその芸妓の貰いがないように、玉をつけて約束することをいう。又はお約束ともいう。〔花柳界〕
- 売れっ妓に逢おうと思えば、このお約束というものをつけないと、おいそれとはお座敷へ呼べない。平座敷よりは、お約束と称して、祝儀も高いし、本来ならば芸者はこの場合「出」の衣裳をつけることになっている。「約束芸者」といえば格の高いことにもなるのだが、今は需要と供給の原理に従って年末とか年始とかの忙しい時には、個人的に格高いということでなくともお約束を強いられ、お約束料をとられる。〔花柳界〕
- 東京地方で、客が芸妓を招いて遊ぶ場合に最初三時間ほどの間、他の客からその芸妓の「貰い」がないように花代より余分の金を出して約束をすることをいう。又は「お約束」ともいう。
約束
姓 | 読み方 |
---|---|
約束 | やくそく |
やくそく
やくそく
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 14:37 UTC 版)
「ガールスカウト日本連盟」の記事における「やくそく」の解説
”私は神(仏)に対するつとめを行い地域と国と世界への責任を果たし人に役立つことを心がけガールスカウトのおきてを守ります。” やくそくの時は三本の指を揃え肩の位置まで上げサインをする。
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