計器飛行とは? わかりやすく解説

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けいき‐ひこう〔‐ヒカウ〕【計器飛行】

読み方:けいきひこう

航空機飛行姿勢地点航路などを、視覚的な目標頼らず機上計器指示により判断して飛行続けている状態。⇔有視界飛行

「計器飛行」に似た言葉

計器飛行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 02:26 UTC 版)

計器飛行とは、航空機の姿勢・高度・位置および針路の測定を、航空計器のみに依存して行う(航空管制誘導さえも受けない)飛行の事である。

航空法第93条において、地上の物標を利用できる (有視界飛行ができる)場合は計器飛行を行ってはならないとされている。

(ただし、「計器のみに依存した飛行をしてはならない」という意味であり、補助的に計器を見ることまでを制限するわけではない。窓の外を肉眼で見ることを主として、適宜必要な計器を参照して飛行することを「コンポジット・フライト」と呼ぶのであるが、しかしむしろコンポジット・フライトが有視界飛行において推奨されていることに注意されたい。)

日本の航空法においては、計器飛行と計器飛行方式とは別のものである。計器気象状態英語版けいききしょうじょうたい: instrument Meteorological Conditions ; 略称はIMC)では計器飛行方式で飛行を行わなければならないと定められているが、しかしIMCにおいては地上物標を利用できないため計器飛行によるしかなく、計器飛行方式を行う上での一つの飛び方として計器飛行がある、と考えてよい。

また、「計器航法による飛行」とは、計器飛行以外の航空機位置及び針路の測定を計器のみに依存して行う飛行を言う。

計器飛行を行う場合、計器航法による飛行を所定の時間・距離を超えて行う場合、計器飛行方式を行う場合は計器飛行証明が必要である。ただし、飛行機定期運送用操縦士及び准定期運送用操縦士計器飛行証明が必要ない(資格取得内容に計器飛行等が含まれているため)。

関連項目


「計器飛行」の例文・使い方・用例・文例

  • 計器飛行
  • 計器飛行をする
  • パイロットは計器飛行をした
  • 計器飛行[着陸].
  • 計器飛行をやる.
  • 計器飛行をする.
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