けいきちゃくりく‐そうち〔‐サウチ〕【計器着陸装置】
【計器着陸装置】(けいきちゃくりくそうち)
Instrument Landing System(ILS).
着陸進入中の航空機に対し、指向性電波を発射して着陸コースを指示する装置。
ICAOによって精度のカテゴリーが指定されており、CAT I、CAT II、CAT IIIの順に外視界に頼らない着陸ができる条件が高まっていく。
現在設定されている最高精度は、「外視界ゼロでも着陸・地上滑走が可能」なCAT III-Cである。
この精度のILSは、主に濃霧が発生しやすい飛行場・空港に設置されていることが多い。
関連:ローカライザー グライドスロープ 計器飛行方式
計器着陸装置
計器着陸装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 02:20 UTC 版)
「エンハンスト・ビジョン・システム」の記事における「計器着陸装置」の解説
計器着陸装置 (ILS) は、いかなる気象状況でも運航を可能にする無線信号を用いている。ILS着陸が許されるには、地上側にその設備が導入されていること、航空機が適切な装備をしていること、乗務員が適切な資格を有していることが必要とされる。無線信号が伝わる途中に丘があったり、着陸斜面がまっすぐでなかったりするなど、地形状況は様々であるから、全ての空港や滑走路に適切なILS設備が導入されているわけではない。
※この「計器着陸装置」の解説は、「エンハンスト・ビジョン・システム」の解説の一部です。
「計器着陸装置」を含む「エンハンスト・ビジョン・システム」の記事については、「エンハンスト・ビジョン・システム」の概要を参照ください。
「計器着陸装置」の例文・使い方・用例・文例
- 計器着陸装置のページへのリンク