終値

新語時事用語辞典

引値

読み方：ひけね
別名：引け値、終値

株式相場や商品先物相場などで、一定期間の立ち合いにおいて最後に成立した価格。終値ともいう。

引値は、日足の場合にはその日の最後に成立した価格であり、後場引値、大引け値ともいう。また、午前の立ち合いで最後に成立した価格を前場引値という。週足の場合には、週末の立ち合いで最後に成立した価格が引値になる。さらに、月足の場合には月末の大引けに成立した価格、年足の場合には年末の大引けに成立した価格がそれぞれ引値になる。

（2013年4月24日更新）

デジタル大辞泉

おわり‐ね〔をはり‐〕【終（わ）り値／終値】

読み方：おわりね

取引所で、立会時間の最後に行われる取引で成立した値段。特に、後場の最後の取引で成立した値段のこと。⇔始値。→大引け値段

[補説] 大引けで売買が成立しない場合は、大引け値段は存在せず、ザラ場で最後に成立した売買の値段が終値となる。

外国為替用語集

終値（Closing Rate）

　1日のうちで取引が終るときの値段。帳入れ値。

証券用語集

終値

株式取引などにおいて、１日の取引の最終値段。
終値は、１日の株価の推移をみるうえで、大きな役割を果たします。まず、前の日との比較で高く終わったのか、安く終わったのという基準になり、１日のなかでもどういう流れで動いた後に引けたのかを見極める判断材料としても利用されます。チャート分析で使われるローソク足を描く際、月間ベースの月足や、年間ベースの年足は、日々の終値を四本値（始値、高値、安値、終値）としてとられることもあります。ですから、その後の株価推移を占ううえで、日々の終値は重要な数字と言えます。なお、終値には、午前、午後とありますが、「○日の終値」という場合は、午後の終値を指します。「引値」とも言います。

商品先物取引用語集

終値（おわりね）

前場・後場の最後の立会い出来値段のことをいい、通常は後場の立会いが終了した最終出来値段のことをいいます。また、「引け値」とも呼びます。

ウィキペディア

株価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/24 15:11 UTC 版)

株価（かぶか、イギリス英語: share prices、アメリカ英語: stock prices）とは、当該の株式に関して、株式市場において実際に約定があった価格のこと。出来値。

Weblio日本語例文用例辞書

「終値」の例文・使い方・用例・文例

• 恐らく金曜日の終値が一番底だったのかもしれない。
• ローソク足チャートでは、緑のローソクは当日の終値が前日の終値より高かったことを意味し、赤いローソクは当日の終値が前日の終値より低かったことを表す。
• 今日の始値は前日の終値より低く始まった。
• 昨日の終値に基づきパリティ価格を算出した。
• その会社の株の昨日の終値は９３２円だった。
• 1日の株式の終値で評価した,全上場株式の総額