逆ウォッチ曲線
チャート分析は通常、株価の動きをもとに行いますが、逆ウォッチ曲線は株価にプラスして出来高(売買高)も分析材料に使う分析手法です。逆ウォッチ曲線は、次のようにして作成します。株価を縦軸に、出来高を横軸にとって、それぞれの25日移動平均線(または30日移動平均線など)の交わる点をつないだ図表を作ります。できた形は通常、時計と逆回り(左回り)の軌跡を描くので、「逆ウォッチ曲線」と呼ばれます。売りと買いは、出来高が増えて株価も上昇中の時は買い、出来高が減って株価も下落中の時は売り――を基本として判断することになります。ちなみに、時計の針に例えると6時が大底圏、12時が天井圏となります。
逆ウォッチ曲線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 00:25 UTC 版)
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逆ウォッチ曲線(ぎゃくウォッチきょくせん)とは、罫線表の一種。
概要
横軸に出来高、縦軸に価格(もしくは株価指数等)を取る罫線表で、一般的に左回りに回転する場合が多い。つまり、時計の針とは逆方向に、下記の8つのプロセスを繰り返す傾向にある。
- 価格が変わらず、出来高が増える。
- 価格は上がり、出来高は増える。
- 価格は上がるが、出来高が変わらなくなる。
- 価格は上がるが、出来高は減るようになる。
- 価格は変わらなくなり、出来高は減る。
- 価格も下げに転じ、出来高も減る。
- 価格は下がるが、出来高は変わらなくなる。
- 価格は下がるが、出来高は増える。
ただし、実際に日足で描くと複雑な形になることが多いため、移動平均線を用いて描くことが多い。
この様に、株価の動きに先行して出来高が増減する傾向から、株価の上昇、下落のタイミングをはかる場合に利用される。
関連項目
「逆ウォッチ曲線」の例文・使い方・用例・文例
逆ウォッチ曲線と同じ種類の言葉
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