水惑星アクエリアス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 04:41 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマトシリーズの天体」の記事における「水惑星アクエリアス」の解説
オリジナルシリーズ 『宇宙戦艦ヤマト 完結編』 「回遊惑星」とも呼ばれる。長楕円軌道を描きながら銀河を回遊している惑星。地球より若干大きく、星の構成要素はほとんど水であり、中心部で@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}重水が起こす核融合によって[要出典]淡く光っている。周囲に3本の氷の環が存在する。惑星表面は全て水に覆われており、山や湖、森を有した多数の浮遊大陸が存在している。大陸には過去に文明が栄えていたことをうかがわせる遺跡がある。 近づいた惑星に重力の関係から大量の水を降り注がせており、地球にも過去に幾度か水が降り注いだ。降り注いだ水には生命の芽が含まれており、それが銀河系の多くの星々の生命の起源となっている。地球の生命もそこから進化していったことになっている。また、逆にアクエリアスから降り注ぐ水は、試練としてその星の文明を根こそぎ洗い流すこともある。 本作冒頭の銀河同士の大衝突によって軌道が変わり、ディンギル星を水没させ、地球への進路を取り始める。その後、母星を失ったディンギル人により、強制的にワープで行程を短縮させられる。ヤマトがこの惑星に降り立った際にはクイーン・オブ・アクエリアス(声:田島令子)が現れ、乗組員に経緯を説明している。 『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』 ヤマト沈没の回想シーンに登場。映像は『完結編』の流用である。 『2199』シリーズ 『完結編』のアクエリアスとの関連性は不明だが、「アケーリアス」(『2199』のBD・DVDでの英語字幕の綴りはアクエリアスと同じ「aquarius」)と呼ばれる先史文明が存在する。非常に高度な科学力を有し、バラン星を中心とした超空間ネットワークを構築。さらにそれを利用した亜空間ゲートを宇宙の各所に設置した。現在では滅んでおり、子孫とされるジレル人が登場する。『宇宙戦艦ヤマト2199』 バラン星の遺跡や亜空間ゲートなどの遺物が登場するのみ。残された亜空間ゲートの多くはガミラスの手によって運用されている。 『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』 本作でも直接登場はせず、遺物である惑星シャンブロウが登場するのみ。宇宙の星々に自身たちと同じ遺伝子を蒔いたと云い伝えられ、その子孫が地球人やガミラス人、ジレル人であるとされており、アクエリアスに近い設定を持つことが明らかになる 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』 本作でも直接登場はせず、惑星シュトラバーゼや異空間の円筒型天体などの遺跡が登場する。また、本作での白色彗星は、アケーリアスが遺したもので、悪しき道へ進んだ人型知的生命を殲滅するための安全装置であると設定されている。
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