白色彗星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 07:58 UTC 版)
白色彗星帝国の本星。その名の通り、高速中性子と高圧ガスの嵐が形成する純白の巨大彗星の形態を持つ。 劇中ではクエーサー、もしくはパルサーなどと真田志郎に推定されている。なお、企画段階では彗星ではなく白色矮星という設定だった。 大きさについては、小説版[要文献特定詳細情報]でアメリカ大陸ほどと記述されたほか、『ヤマト2』ではテレサに直径6600キロメートル(地球の約半分)と説明されている。通常時の移動速度は第16話で50宇宙ノットと説明されており、第18話ではさらに3倍の150宇宙ノットにまで速度を引き上げることが可能と判明している。この巨大彗星は一種の擬態であり、対惑星級の破壊力を備えた兵器と、本体の防御幕を兼ねていた。 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 大宇宙を地球へ突き進み、迎え撃った地球防衛軍連合艦隊の拡散波動砲斉射をまったく受けつけず、連合艦隊を飲み込んでしまう。その後、ヤマトはデスラーが言い残した弱点「渦の中心核」を収束した波動砲で攻撃し、ガス帯を消滅させることには成功するが、中から都市帝国が出現する。 宇宙戦艦ヤマト2 アンドロメダ星雲を征服し、銀河系へ突入する。第17話でテレサの警告を無視して進撃しようとしたため、テレザート星の自爆攻撃を受けるが、それさえも一時的な機能停止を起こしただけであった。その後、第21話において、太陽系でバルゼー艦隊を撃滅して勝利に沸く地球防衛軍連合艦隊の至近に不意にワープアウトし、ヤマト率いる機動部隊や連合艦隊の巡洋艦などを飲み込む。まもなく、旗艦アンドロメダ率いる連合艦隊の拡散波動砲の斉射でガス帯は消滅できたが、『さらば』と同様に内部の都市帝国は無傷だった。なお、本作では渦の中心核が弱点という描写はない。
※この「白色彗星」の解説は、「白色彗星帝国」の解説の一部です。
「白色彗星」を含む「白色彗星帝国」の記事については、「白色彗星帝国」の概要を参照ください。
- 白色彗星のページへのリンク