ディンギル人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 09:13 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマト 完結編」の記事における「ディンギル人」の解説
ルガール ディンギル帝国を治める大神官大総統。ディンギル星の爆発により母星を失った後、地球への移住を目論み、アクエリアスによる地球人殲滅を計画する。 ルガール・ド・ザール(ルガールII世) ルガールの実子。典型的なディンギル人の思想の持ち主で、物語序盤において目の前に現れた国籍不明の戦艦(ヤマト)を問答無用で攻撃した。その後、ルガールから太陽系制圧艦隊の指揮官を任され、艦隊を率いて出撃する。 ディンギルの少年 水没するディンギル星からただ1人ヤマトに救出された少年。名前は不明。救出された後、地球に行くが、ヤマトの再発進時に密航。以降は雪に世話されることになる。実はルガールの実子で、ド・ザールの弟。 冥王星会戦においてヤマトを守ろうとする駆逐艦の行動から、ディンギル人とは異なる価値観を知っていく。
※この「ディンギル人」の解説は、「宇宙戦艦ヤマト 完結編」の解説の一部です。
「ディンギル人」を含む「宇宙戦艦ヤマト 完結編」の記事については、「宇宙戦艦ヤマト 完結編」の概要を参照ください。
ディンギル人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 19:39 UTC 版)
極端な弱肉強食思想のもと、強者が世界を制するとし、弱者はたとえ同族であっても切り捨てる。また、非常に好戦的で、「前に立ちはだかるものはすべて敵」と見なす。 祖先は1万年ほど前に地球で最初の文明を築いた「地球人」であったため、皮膚の色が灰緑色であること以外、肉体の組成は地球人と同一である。「水惑星アクエリアス」の地球への回遊による大洪水によって滅亡寸前のところを、先住ディンギル人の円盤によって救出されてディンギル星へ移住したが、やがて大恩ある先住ディンギル人を駆逐してディンギル帝国を築いた。 その経験からか「自分の幸せのためには何をしてもいい」・「強さが正義であり、強者のみが生き残る権利がある」という、極端な弱肉強食思想に凝り固まっていくようになった。それゆえ、都市衛星ウルクから脱出する際には大神官大総統ルガールの「この世は、強い者が栄えるためにある。弱い老人や女子供など滅びて当然」という思想に基づき、健全で若い男性しか乗船させなかったようである。しかし、地球人類の女性を絶滅させてどんな方法でディンギルの種を存続させるつもりだったのかは不明。なお、若桜木虔による小説版では、子孫を残すために若い女性も強引に連れ出して乗船させるという設定になっている。
※この「ディンギル人」の解説は、「ディンギル帝国」の解説の一部です。
「ディンギル人」を含む「ディンギル帝国」の記事については、「ディンギル帝国」の概要を参照ください。
- ディンギル人のページへのリンク