パピルサグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/16 03:46 UTC 版)
パピルサグ(Pabilsag、パビルサグ)は、メソポタミア神話に伝わるララク市の都市神でエンリルの子。名は「射手」の意味ともいわれるが、諸説ある。 シュメル語版の洪水伝説や、パビルサグ神のニップル詣で等の文献に現れる、ニンイシンナ女神の配偶神。 ギルガメシュ叙事詩、エヌマ・エリシュ等に登場する合成獣、ギルタブルルとは別の存在。
パビルサグ崇拝は初期王朝期にさかのぼるが、姿形などの詳細は不明。古バビロニア時代にはニンウルタ(ニヌルタ)・ニンギルスと同一視され、ヘレニズム期に蠍の尾を持つ半人半馬の姿で表されるようになる。ケンタウロスの原型であると言われる。メソポタミアの星座の1つともなっており、いて座の元となった。
関連項目
参考文献
- 「シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン」 中公新書
- 「筑摩世界文学大系1 古代オリエント集」筑摩書房
- 「古代メソポタミアにおける混成獣グループ(ティアーマトの被造物)マルドゥク神学構築と転用の為の戦略的手段」 東京大学宗教学年報 (16), 73-95, 1998
- 「Gods,Demons and Symbols of ancient mesopotamia」University of Texas Press
- Ancient Mesopotamian Gods and Goddesses http://oracc.museum.upenn.edu/amgg/listofdeities/pabilsag/
パピルサグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:14 UTC 版)
「アークライズファンタジアの登場キャラクター」の記事における「パピルサグ」の解説
鷲のような外見をした天威のロゴスをその身に宿したログレス。天衝塔ザイフェルトにおいてアルスと競合し条件を満たした上で戦って倒せば契約できる。同調するとSPDと風属性の耐性が向上し土属性の耐性が低下する。開放時に放つ技は風属性攻撃の「天威の疾風」。
※この「パピルサグ」の解説は、「アークライズファンタジアの登場キャラクター」の解説の一部です。
「パピルサグ」を含む「アークライズファンタジアの登場キャラクター」の記事については、「アークライズファンタジアの登場キャラクター」の概要を参照ください。
- パピルサグのページへのリンク