バガスとは? わかりやすく解説

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バガス【bagasse】


バガス

読み方:ばがす

サトウキビから糖汁を搾った後に残るカスのこと。沖縄ではそのほとんどが製糖工場燃料として使用されているという。バガスは世界で年間1億トン発生しており、余剰バガスを利用できずに放置せざるを得ない状態だという。そこで堆肥家畜の餌、建材、紙、健康食品などへの再利用望まれている。

バガス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 04:41 UTC 版)

バガスBagasse)はサトウキビ搾汁後の残渣。年間約12億トン生産されるサトウキビからは約1億トン(乾燥重量換算)のバガスが発生する[1]。主にや衣料品[2]の原料、ボイラー燃料建築資材、家畜飼料などに用いられる。


  1. ^ a b 地球と未来の環境基金-『バイオマス資源としてのさとうきびバガス』[リンク切れ]
  2. ^ 【生活ナビ】食品廃棄物を再利用 新たな価値に/サトウキビかす→デニム広がる「アップリサイクル」『日本農業新聞』2021年12月15日16面
  3. ^ セルロース40-60%、ペントサン20-30%、リグニン15-20%、灰分1-3%。柏木豊「バガスからの機能性食物繊維の生産技術」『農業および園芸』Vol.82 No.4(2007年4月)pp.509-514
  4. ^ URUMAX-沖縄大百科『バガス』[リンク切れ]
  5. ^ 『国内環境ニュース-2008/10/21』[リンク切れ]国立環境研究所
  6. ^ 香田徹也「昭和15年(1940年)林政・民有林」『日本近代林政年表 1867-2009』(日本林業調査会 2011年)p.420 全国書誌番号:22018608
  7. ^ 「バガス(サトウキビかす)を利用した多機能性食物繊維の製品化に成功」科学技術振興機構報』第292号(2006年)2021年12月30日閲覧


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