反芻とは?

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はん すう [0] 【反芻

( 名 ) スル
牛などが、一度のみこんだ食物を胃から再び口中戻してかむこと。
繰り返し考えたり味わったりすること。 「師の忠告を-する」

反芻

読み方:はんすう

反芻(はんすう)とは、牛や羊などが一度飲み込んだ食物を胃から口の中に戻し、再び噛んでからまた飲み込むこと。転じて言葉経験についてくり返し考え、よく味わうことである。

「反芻」の「反」は「かえ(る)・かえ(す)」とも訓じ、くり返すといったニュアンスが含まれている。「芻」は「まぐさ・わら」とも訓じ、牛馬飼料という意味合いがある。
「反芻」は「牛がを反芻する」「反芻動物(牛や羊など)」「反芻胃」などの用法のほか、「思い出を反芻する」のように思考繰り返すといった意味合いでも用いられる。

素晴らし映画シーンを反芻し、余韻を楽しんでいる。
ふとした瞬間に嫌だったあの頃記憶を反芻してしまう。
折に触れてあの時恩師言葉を反芻する。

何度も思い出して考えるといった意味合いの「反芻」は、「咀嚼そしゃく)」や「思い出す」などの表現類義語として位置づけられる。「反芻」は繰り返すという意味合いであるのに対し、「咀嚼そしゃく)」は食物を歯で噛み砕くことである。転じて細かくして分かりやすくするといったニュアンスもある(例:子どもでもわかるように文章咀嚼して伝える)。「反芻」は何度も思考繰り返すのに対し、「思い出す」は突発的頭に浮かぶといったニュアンスでも用いられる(例:クラスメートの名前を思い出した)。

「反芻」を用いた複合名詞一つである「反芻思考」は、ネガティブなことを思い悩み続けることを指す。「反芻思考」が長引くと抑うつ状態などに陥ってしまう傾向にあることから、「抑うつ的反芻(rumination:ルミネーション)」とも呼ばれる。 

反芻

読み方:ハンスウ(hansuu)

牛などが、一度のみこんだ食物を胃から再び口中戻してかむこと


反芻

作者林守

収載図書おやじの背中短編小説
出版社徳孤書房
刊行年月2007.12


反芻

読み方:ハンスウ(hansuu)

作者 島尾敏雄

初出 昭和29年

ジャンル 小説


反芻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/18 03:01 UTC 版)

反芻(はんすう、rumination)は、ある種の哺乳類が行う食物の摂取方法。まず食物(通常は植物)を咀嚼し、反芻に送って部分的に消化した後、再び口に戻して咀嚼する、という過程を繰り返すことで食物を消化する。


  1. ^ Matsuda I, Murai T, Clauss M, Yamada T, Tuuga A, Bernard H, Higashi S.Regurgitation and remastication in the foregut-fermenting proboscis monkey(Nasalis larvatus). Biol Lett. 2011 Mar 30. 外部リンクも参照のこと
  2. ^ 但し、ラクダは第三胃が無く、計3室から成る。
  3. ^ 西川大志, 松永美希, 古谷嘉一郎、「【原著論】反すうが自動思考と抑うつに与える影響」 『心理学研究』2013年 84巻 5号 p.451-457, doi:10.4992/jjpsy.84.451


「反芻」の続きの解説一覧

反芻

出典:『Wiktionary』 (2011/02/12 13:04 UTC 版)

名詞

はんすう

  1. 一度飲み込んだ食物を口に戻して噛むこと。
  2. 繰り返し考え味わうこと。

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
反芻-する



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