反芻とは?

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反芻

読み方:はんすう

反芻とは、反芻の意味

反芻とは、牛や羊などが一度飲み込んだ食物を胃から口の中に戻し、再び噛んでからまた飲み込むこと。転じて、言葉経験についてくり返し考え、よく味わうことである。読み方は「はんすう」である。英語では、 rumination表現する。

反芻の「反」は「かえ(る)・かえ(す)」とも訓じ、くり返すといったニュアンスが含まれている。「芻」は「まぐさ・わら」とも訓じ、牛馬飼料という意味合いがある。

反芻は「牛がを反芻する」「反芻動物(牛や羊など)」「反芻胃」などの用法のほか、「思い出を反芻する」のように思考繰り返すといった意味合いでも用いられる。

反芻の使い方、例文

反芻の類語

何度も思い出して考えるといった意味合いの「反芻」の類語には、「咀嚼そしゃく)」や「思い出す」などの表現が挙げられる。反芻は、繰り返すという意味合いであるのに対し、「咀嚼そしゃく)」は食物を歯で噛み砕くことである。転じて、細かくして分かりやすくするといったニュアンスもある(例:子どもでもわかるように文章咀嚼して伝える)。「反芻」は何度も思考繰り返すのに対し、「思い出す」は突発的頭に浮かぶといったニュアンスでも用いられる(例:クラスメートの名前を思い出した)。

反芻を用い複合名詞一つである「反芻思考」は、ネガティブなことを思い悩み続けることを指す。「反芻思考」が長引くと抑うつ状態などに陥ってしまう傾向にあることから、「抑うつ的反芻(rumination:ルミネーション)」とも呼ばれる

はん‐すう【反×芻】

[名](スル)

一度飲み下し食物口の中に戻し、かみなおして再び飲み込むこと。

繰り返し考え、よく味わうこと。「先生言葉を反芻する」


はん‐すう【反芻】

〔名〕

一度のみこんだ食物を、しばらくたってからふたたび口腔にもどしてかみ、再びのみこむこと。植物性食物常食とする哺乳類のうち、胃が複雑に区分された反芻胃をもつ反芻類(ウシ・シカなど)でみられる。

途上(1932)〈嘉村礒多〉「嚥み込んだ食べものを口に出して反芻する見苦しい男の癖に

繰り返して、よく味わったり、考えたりすること。

遣唐船(1936)〈高木卓〉五「盛唐栄華楽しく反芻(ハンスウ)しつつ」


反芻

読み方:ハンスウ(hansuu)

牛などが、一度のみこんだ食物を胃から再び口中戻してかむこと


反芻

作者林守

収載図書おやじの背中短編小説集
出版社徳孤書房
刊行年月2007.12


反芻

読み方:ハンスウ(hansuu)

作者 島尾敏雄

初出 昭和29年

ジャンル 小説


反芻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 00:40 UTC 版)

反芻(はんすう、rumination)は、ある種の哺乳類が行う食物の摂取方法。まず食物(通常は植物)を咀嚼し、反芻に送って部分的に消化した後、再び口に戻して咀嚼する、という過程を繰り返すことで食物を消化する。


  1. ^ Matsuda I, Murai T, Clauss M, Yamada T, Tuuga A, Bernard H, Higashi S.Regurgitation and remastication in the foregut-fermenting proboscis monkey(Nasalis larvatus). Biol Lett. 2011 Mar 30. 外部リンクも参照のこと
  2. ^ 但し、ラクダは第三胃が無く、計3室から成る。
  3. ^ 西川大志, 松永美希, 古谷嘉一郎、「【原著論】反すうが自動思考と抑うつに与える影響」 『心理学研究』2013年 84巻 5号 p.451-457, doi:10.4992/jjpsy.84.451


「反芻」の続きの解説一覧

反芻

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 09:36 UTC 版)

名詞

はんすう

  1. 一度飲み込んだ食物を口に戻して噛むこと。
  2. 繰り返し考え味わうこと。

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
反芻-する



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