核分裂生成物とは?

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核分裂生成物

ウラン-235プルトニウム-239等が核分裂することによってできた核種のことをいう。FPFission Products)とも略称される。 核分裂生成物(FP)の多く原子核が不安定で、放射線出し別の原子核に変わっていく (これを壊変または放射性崩壊という) 。多く場合は、一回壊変してもなお不安定で、さらに放射線出し壊変続ける。こうしたFP半減期は短いものが多いが、なかには万年長いものもある。

核分裂反応

(核分裂生成物 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/14 04:18 UTC 版)

核分裂反応(かくぶんれつはんのう、: nuclear fission)とは、不安定核(重い原子核や陽子過剰核、中性子過剰核など)が分裂してより軽い元素を二つ以上作る反応のことを指す。オットー・ハーンフリッツ・シュトラスマンらが天然ウランに低速中性子(slow neutron)を照射し、反応生成物にバリウムの同位体を見出したことにより発見され、リーゼ・マイトナーオットー・ロベルト・フリッシュらが核分裂反応であると解釈し、fission(核分裂)と命名した[2]




  1. ^ ウラン235は、天然ウランに0.72%、原子炉で使用するウラン燃料に3% - 5%、原子爆弾に使用する高濃縮ウランには90%以上、含まれている。
  1. ^ 河添健 『微分積分学講義I』、数学書房、2009年、218頁。ISBN 978-4-903342-12-2
  2. ^ 小田稔ほか編、『理化学英和辞典』、研究社、1998年、項目「nuclear fission」より。ISBN 978-4-7674-3456-8
  3. ^ 山本義隆 『新・物理入門 増補改訂版』 駿台文庫、2004年、319頁。ISBN 978-4-7961-1618-3  C7342
  4. ^ a b c d e 佐高信・中里英章編、『高木仁三郎セレクション』、岩波書店、〈岩波現代文庫〉、2012年、78-79頁。ISBN 978-4-00-603244-9 C0140
  5. ^ Fission Chain Reaction_Trends of Fission Products_Symmetric Fission Products”. The LibreTexts libraries. 2018年2月23日閲覧。
  6. ^ 仁科芳雄博士生誕 120 周年記念講演会 日本現代物理学の父 仁科芳雄博士の輝かしき業績_ウラン -237 と対称核分裂の発見(pp.45-46)”. 仁科記念財団. 2018年2月23日閲覧。
  7. ^ 核分裂理論入門”. 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA). 2018年2月24日閲覧。
  8. ^ Fission Chain Reaction_Trends of Fission Products_Symmetric Fission Products”. The LibreTexts libraries. 2018年2月24日閲覧。
  9. ^ 三宅泰雄 『死の灰と闘う科学者』、岩波書店〈岩波新書B107〉、1972年、用語解説の3頁。
  10. ^ 三宅泰雄 『死の灰と闘う科学者』、岩波書店〈岩波新書B107〉、1972年、用語解説の4頁。
  11. ^ 日本アイソトープ協会編 『アイソトープ手帳11版』 丸善、2011年、126-127頁。ISBN 978-4-89073-211-1 


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