ソ連の参戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:12 UTC 版)
同年4月5日、ソ連は日ソ中立条約を廃棄することを通告した。同条約の規定では「翌1946年4月25日まで有効であり、その1年前に廃棄を通告しなかった場合は自動的に5年間延長される」とされたことから、同条約は1946年4月25日をもって失効する予定となった。 同年8月8日、ソ連は当時まだ有効であったはずの日ソ中立条約に違反して日本に宣戦布告し、翌9日からソビエト連邦軍(赤軍)が日本の勢力圏および領土へ侵攻を開始した(なお、日本は1931年以降に当時有効であった九カ国条約に違反して中華民国への侵略{満州事変・日中戦争}を続けていた)。 日本はこのソ連対日参戦を受けて、5日後の同年8月14日、連合国に対して降伏した(ポツダム宣言の受諾)。
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