タスクフォース
任務部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 01:04 UTC 版)
作戦監部の指揮下で陸軍基礎部隊体系から各種部隊の協力を受けて、任務別の部隊を構成する。
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任務部隊
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戦闘艦艇の部隊編成は基本的に任務部隊(タスクフォース)制をとる。主な部隊はCSG(Carrier Strike Group=空母打撃群)、ESG(Expeditionary Strike Group=遠征打撃群)、SAG(Surface Action Group=水上戦闘群)など。
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任務部隊
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「第7艦隊 (アメリカ軍)」の記事における「任務部隊」の解説
任務部隊は、単独もしくは複数の第7艦隊所属部隊やアメリカ太平洋海兵隊所属部隊で編成する。また、コマンダー(Commander)の「C」を冠して「コマンダータスクフォース」(CTF)と呼称する。第7艦隊隷下のタスクフォースは、70番台で表記され、「CTF-7x」となる。 第70任務部隊 (Task Force 70, CTF-70) 第7艦隊戦闘部隊 (Battle Force, Seventh Fleet)で編成する。 司令部は、横須賀海軍施設を母港とする「ロナルド・レーガン」艦内。 第71任務部隊 (Task Force 71, CTF-71) 第1海軍特殊戦部隊(Navy Special Warfare Unit One, NSWU-1)で編成する。 司令部は、グアム。 第72任務部隊 (Task Force 72, CTF-72) 第7艦隊哨戒部隊 (Patrol Reconnaissance Force Seventh)で編成する。 司令部は、三沢飛行場。 第73任務部隊 (Task Force 73, CTF-73) 西太平洋兵站群 (Logistics Group, Western Pacific, LOGWESTPAC) 司令部は、シンガポール。 第74任務部隊 (Task Force 74, CTF-74) 第7潜水艦群 (SUBGRU7) で編成する。グアムを母港とする第7艦隊潜水艦部隊 (Submarine Force, Seventh Fleet)で構成され、状況により第7艦隊担当海域に展開し作戦行動する原子力潜水艦も第7戦水艦群の構成艦となる。 司令部は、横須賀海軍施設。CTF-74は、第5艦隊担当海域に部隊を展開させると第54任務部隊 (Task Force 54, CTF-54)として機能する。CTF-74とCTF-54の司令官は兼任する。 第75任務部隊 (Task Force 75, CTF-75) 第7艦隊海軍遠征部隊太平洋コマンドで編成する。 司令部は、グアム。 第76任務部隊 (Task Force 76, CTF-76) 第7艦隊揚陸部隊/第7遠征打撃群 (Amphibious Force, Seventh Fleet/Expeditionary Strike Group 7, ESG-7) 第11揚陸隊、揚陸指揮艦「ブルー・リッジ」と第5空母打撃群の第15駆逐戦隊から数隻のイージス駆逐艦で編成する。第76任務部隊の旗艦も「ブルー・リッジ」である。 平時は、第7掃海隊も隷下に置く。 司令部は、佐世保基地を母港とする「アメリカ」艦内。 第77任務部隊(Task Force 77, CTF-77) 第7艦隊の機雷戦部隊。平時は編成されていない。第7掃海隊により機雷戦を行う。 第78任務部隊 (Task Force 78, CTF-78) 在韓米海軍 (CNFK) 司令部は、龍山基地(大韓民国・ソウル特別市龍山区)。 第79任務部隊 (Task Force 79, CTF-79) 第7艦隊上陸部隊 (Landing Force, Seventh Fleet) アメリカ海兵隊の部隊で構成される。 平時は、太平洋海兵隊(MarForPac)第3海兵遠征軍(III Marine Expeditionary Force, 3MEF)に属する第3海兵遠征旅団(3rd Marine Expeditionary Brigade, 3MEB)の司令部のみを常設する。 3MEBに編入された3MEF所属の部隊や第31海兵隊遠征隊 (31st Marine Expeditionary Unit〈Special Operations Capable, SOC〉, 31MEU)が、第7艦隊水陸両用部隊/第7遠征打撃群として乗艦した際に、第79任務部隊として編成される。 第79任務部隊は、作戦統制は第7艦隊司令官、部隊管理は太平洋艦隊海兵軍(FMFPac)の指揮を受ける。なお太平洋艦隊海兵軍司令官は、太平洋海兵隊司令官が兼任する。
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