さんごかい‐かいせん【×珊×瑚海海戦】
【珊瑚海海戦】(さんごかいかいせん)
太平洋戦争(大東亜戦争)中に日本海軍と連合軍の間で行われた海戦の一つ。
ポートモレスビーを占領しようとした日本海軍空母機動部隊とそれを阻止しようとした連合軍の空母部隊が珊瑚海において交戦。
歴史上初めて航空母艦同士が主力として戦った海戦である。
連合軍の損害は空母1隻に対し、日本軍の損害は軽空母1隻と戦術的には日本海軍の勝利に終わったが、日本機動部隊も艦載機やパイロットを多数消耗し、日本海軍はこの後の作戦続行が不可能としてポートモレスビー攻略を断念した。
さらに日本海軍はこの海戦で損傷した空母を後のミッドウェー海戦で復帰させることが出来なかったのに対し、連合軍は空母をミッドウェー海戦に復帰させることが出来たので、この空母の戦線復帰はミッドウェー海戦における勝利を左右した。
珊瑚海海戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 15:00 UTC 版)
珊瑚海海戦(旧字体:珊瑚海海戰[5]、さんごかいかいせん[6]、英語: Battle of the Coral Sea)は[7][8]、太平洋戦争中の1942年(昭和17年)5月上旬、MO作戦中に日本海軍と連合国(アメリカ合衆国・オーストラリア)軍の間で発生した戦闘[9]。ニューギニア作戦の一環としてポートモレスビー攻略を目指して珊瑚海に進出する日本軍の計画を、連合国は暗号解読で察知する[10][11]。空母機動部隊を派遣して[12]、艦上機を主軸に日本の攻略部隊を空襲したため、日本海軍も空母機動部隊で敵空母を捕捉しようとして発生した[13]。
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