珊瑚海とは? わかりやすく解説

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さんご‐かい【珊瑚海】

読み方:さんごかい

Coral Sea南西太平洋一部、オーストラリア・ニューギニア・ソロモン諸島ニューカレドニアなどによって囲まれる海域珊瑚礁発達しグレートバリアリーフ大堡礁(だいほしょう))は有名。昭和17年1942日米海戦が行われた。→珊瑚海海戦


珊瑚海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 14:10 UTC 版)

珊瑚海(さんごかい、: Coral Sea)は、オーストラリア北東海岸の縁海で、西側はグレートバリアリーフを含めたクイーンズランド州の東海岸に接し、東側はバヌアツニューカレドニアと、北側はソロモン諸島南端と、南側はタスマン海に囲まれている。

グレートバリアリーフの島や堡礁はクイーンズランド州に属しているが、ほとんどの堡礁及び小島は、コーラル・シー諸島の東部地域に属している。加えて、チェスターフィールド諸島、ベロン礁などのニューカレドニアの西部の島及びニューカレドニア島も地理学的には、コーラル・シー諸島の一部である。コーラル・シー諸島一帯のサンゴ礁には海洋底生生物が多く生息し、特に十脚目甲殻類ヒドロ虫生物多様性に富む。島々の砂浜はアオウミガメタイマイの営巣地であり、森林と低木林はアジサシ亜科カツオドリ属の鳥類の繁殖地である。2002年にラムサール条約登録地となった[1]

5800万年から4800万年前にかけて、クイーンズランドの大陸棚が上昇して、グレートディヴァイディング山脈を形成しながら、珊瑚海流域が形づくられた。同時に大陸塊は減少した。珊瑚海は生態学的に、グレートバリアリーフの形成期並びに海面の下降期の間において、堡礁の珊瑚の重要な供給源であった。

珊瑚海の地図

脚注

  1. ^ Coral Sea Reserves | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org. 2023年1月27日閲覧。

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