アドリア海とは? わかりやすく解説

アドリア‐かい【アドリア海】

読み方:あどりあかい

Adriatic Sea地中海北部イタリア半島バルカン半島はさまれた海。古来重要な海上交易路。


アドリア海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/21 07:35 UTC 版)

アドリア海(アドリアかい、: Adriatic Sea; イタリア語: Mar Adriatico; クロアチア語: Jadransko more; ラテン語: Mare Hadriaticum)は、地中海イタリア半島バルカン半島のあいだの海域。イオニア海との接続部にあたるオトラント海峡から北西に続き、ポー平原に至る。アルバニアボスニア・ヘルツェゴビナクロアチアイタリアモンテネグロスロベニアの6か国が海岸線を有している。




「アドリア海」の続きの解説一覧

アドリア海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 17:19 UTC 版)

ル・マラン (大型駆逐艦)」の記事における「アドリア海」の解説

「ル・マラン」は姉妹艦遅れて1944年1月地中海戻り、「ル・ファンタスク」と「ル・テリブルとともに再び3隻で行動した。「ル・マラン」らの艦種が「軽巡洋艦」に変更されたことを反映し1944年初めに第10駆逐隊も第10軽巡洋艦隊(10e Division de Croiseurs Légers)に改編された。第10軽巡洋艦隊の3隻(ル・マラン、ル・ファンタスク、ル・テリブル)はイギリス海軍24駆逐艦戦隊(24th Destroyer flotilla)に加わってアドリア海を哨戒し、 イタリアユーゴスラヴィア間の海上輸送阻止すべく活動した。この活動イギリス海軍駆逐艦行っていたものの、フランス海軍大型駆逐艦比べて主に南部活動していた。「ル・マラン」らは世界最速レベルの優速を生かしてアドリア海北部にまで進出し、敵の輸送船団捜索撃滅すべく夜間30ノット程度高速哨戒行っていた。3隻の機関高速発揮する反面、度々故障引き起こしていたため、対策として2隻を行動状態に置き、残る1隻は整備とするローテーション運用が行われた。 1944年2月29日、「ル・マラン」と「ル・テリブル」はマンフレドニアより出撃同日2135分、イスト島(英語版)沖で「ル・テリブル」のレーダードイツ船団捉えた。この船団貨物船「カピタン・ディータリクセン (Kapitan Diederichsen)」と水雷艇TA36」、「TA37」、駆潜艇「UJ201」(元イタリア海軍ガッビアーノ級コルベット「エジェーリア」)、「UJ205」(同「コルブリーナ」)、Rボート「R188」、「R190」、「R191」からなっていた。2144分、「ル・テリブル」と「ル・マラン」は攻撃開始。「ル・テリブル」は「カピタン・ディータリクセン」を攻撃し、「カピタン・ディータリクセン」は炎上した一方、「ル・マラン」は「TA37に対して発砲した。「TA37」は大きな被害受けている。続いて「ル・マラン」は「UJ201」と遭遇し攻撃被雷した「UJ201」は爆沈した。その後魚雷艇掃海艇誤認)からの雷撃恐れてフランス駆逐艦撤収した。「カピタン・ディータリクセン」は翌日沈没。他にこの海戦では「TA36」が軽微な被害受けている。

※この「アドリア海」の解説は、「ル・マラン (大型駆逐艦)」の解説の一部です。
「アドリア海」を含む「ル・マラン (大型駆逐艦)」の記事については、「ル・マラン (大型駆逐艦)」の概要を参照ください。


アドリア海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 14:42 UTC 版)

ル・ファンタスク (大型駆逐艦)」の記事における「アドリア海」の解説

ル・ファンタスクらの艦種が「軽巡洋艦」に変更されたことを反映し1944年初めに第10駆逐隊も第10軽巡洋艦隊(10e Division de Croiseurs Légers)に改編された。第10軽巡洋艦隊の3隻(ル・ファンタスク、ル・テリブル、ル・マラン)はイギリス海軍24駆逐艦戦隊(24th Destroyer flotilla)に加わってアドリア海を哨戒し、 イタリアユーゴスラヴィア間の海上輸送阻止すべく活動した。この活動イギリス海軍駆逐艦行っていたものの、フランス海軍大型駆逐艦比べて主に南部活動していた。ル・ファンタスクらは世界最速レベルの優速を生かしてアドリア海北部にまで進出し、敵の輸送船団捜索撃滅すべく夜間30ノット程度高速哨戒行っていた。3隻の機関高速発揮する反面、度々故障引き起こしていたため、対策として2隻を行動状態に置き、残る1隻は整備とするローテーション運用が行われた。 1944年3月18日から19日にかけての夜にル・テリブル哨戒中だったル・ファンタスクは、ギリシャ物資輸送中だったドイツ輸送船団攻撃する。この船団曳船タイタニックTitanic)とF型舟艇英語版)F124、そして護衛のジーベルフェリー(英語版)SF270、SF273、SF274からなっていた。 SF273とSF274は炎上し沈没、F124とSF270は無力化され乗員によって放棄された後に連合軍機の空襲沈められた。わずかにタイタニックだけがキパリシア(英語版)に逃げ延びた。 6月17日未明クヴァルネル湾で「ル・テリブル」は「ル・ファンタスク」とともに小型タンカージュリアーナGiuliana)」、油艀「Toni」、「Peter」、RボートR4」、「R8」、「R14」、「R15からなる船団攻撃してジュリアーナ」を沈め、他も「R14」以外すべてを損傷させた。

※この「アドリア海」の解説は、「ル・ファンタスク (大型駆逐艦)」の解説の一部です。
「アドリア海」を含む「ル・ファンタスク (大型駆逐艦)」の記事については、「ル・ファンタスク (大型駆逐艦)」の概要を参照ください。


アドリア海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 14:41 UTC 版)

ル・テリブル (大型駆逐艦)」の記事における「アドリア海」の解説

ル・テリブルらの艦種が「軽巡洋艦」に変更されたことを反映し1944年初めに第10駆逐隊も第10軽巡洋艦隊(10e Division de Croiseurs Légers)に改編された。第10軽巡洋艦隊の3隻(ル・テリブル、ル・ファンタスク、ル・マラン)はイギリス海軍24駆逐艦戦隊(24th Destroyer flotilla)に加わってアドリア海を哨戒し、 イタリアユーゴスラヴィア間の海上輸送阻止すべく活動した。この活動イギリス海軍駆逐艦行っていたものの、フランス海軍大型駆逐艦比べて主に南部活動していた。ル・テリブルらは世界最速レベルの優速を生かしてアドリア海北部にまで進出し、敵の輸送船団捜索撃滅すべく夜間30ノット程度高速哨戒行っていた。3隻の機関高速発揮する反面、度々故障引き起こしていたため、対策として2隻を行動状態に置き、残る1隻は整備とするローテーション運用が行われた。 1944年2月29日、「ル・テリブル」と「ル・マラン」はマンフレドニアより出撃同日2135分、イスト島(英語版)沖で「ル・テリブル」のレーダードイツ船団捉えた。この船団貨物船「カピタン・ディータリクセン (Kapitan Diederichsen)」と水雷艇TA36」、「TA37」、駆潜艇「UJ201」(元イタリア海軍ガッビアーノ級コルベット「エジェーリア」)、「UJ205」(同「コルブリーナ」)、Rボート「R188」、「R190」、「R191」からなっていた。2144分、「ル・テリブル」と「ル・マラン」は攻撃開始。「ル・テリブル」は「カピタン・ディータリクセン」に対して砲雷撃を行い、「カピタン・ディータリクセン」は炎上した一方、「ル・マラン」は護衛艦艇を攻撃したその後魚雷艇掃海艇誤認)からの雷撃恐れてフランス駆逐艦撤収した。「カピタン・ディータリクセン」は翌日沈没。他にこの海戦では「UJ201」が沈み、「TA37」が大きな損害を受けるなどしている。 しばらく地上砲撃任務従事した後、ドイツ海軍輸送船団対す捜索哨戒攻撃任務続いた3月18日から19日にかけての夜にル・ファンタスクと哨戒中だったル・テリブルは、ギリシャ物資輸送中だったドイツ輸送船団攻撃する。この船団曳船タイタニックTitanic)とF型舟艇英語版)F124、そして護衛のジーベルフェリー(英語版)SF270、SF273、SF274からなっていた。 SF273とSF274は炎上し沈没、F124とSF270は無力化され乗員によって放棄された後に連合軍機の空襲沈められた。わずかにタイタニックだけがキパリシア(英語版)に逃げ延びた。フランス側ル・テリブルが1名、ル・ファンタスクが8名の負傷者出したのみだった。 6月17日未明クヴァルネル湾で「ル・テリブル」は「ル・ファンタスク」とともに小型タンカージュリアーナGiuliana)」、油艀「Toni」、「Peter」、RボートR4」、「R8」、「R14」、「R15からなる船団攻撃してジュリアーナ」を沈め、他も「R14」以外すべてを損傷させた。

※この「アドリア海」の解説は、「ル・テリブル (大型駆逐艦)」の解説の一部です。
「アドリア海」を含む「ル・テリブル (大型駆逐艦)」の記事については、「ル・テリブル (大型駆逐艦)」の概要を参照ください。


アドリア海(エリアV9D)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 04:37 UTC 版)

エースコンバット インフィニティ」の記事における「アドリア海(エリアV9D)」の解説

キャンペーンモード最後のステージ。エラフィティ諸島ルーダ島を迂回し二手分かれて上陸する部隊掩護する事になる。上陸地点内陸へ向かう道が狭い為守備側有利な地形である。

※この「アドリア海(エリアV9D)」の解説は、「エースコンバット インフィニティ」の解説の一部です。
「アドリア海(エリアV9D)」を含む「エースコンバット インフィニティ」の記事については、「エースコンバット インフィニティ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アドリア海」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

アドリア海

出典:『Wiktionary』 (2021/03/02 08:05 UTC 版)

固有名詞

  1. イタリア半島バルカン半島挟まれている地中海海域

「アドリア海」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アドリア海」の関連用語

アドリア海のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アドリア海のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアドリア海 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのル・マラン (大型駆逐艦) (改訂履歴)、ル・ファンタスク (大型駆逐艦) (改訂履歴)、ル・テリブル (大型駆逐艦) (改訂履歴)、エースコンバット インフィニティ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのアドリア海 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS