ラプテフ海とは? わかりやすく解説

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ラプテフ海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 07:13 UTC 版)

地図
レナ河口に近いティクシ(Tiksi)、2007年

ラプテフ海(ラプテフかい、ロシア語:мо́ре Ла́птевых、サハ語:Лаптевтар байҕаллара、英語:Laptev Sea)は、北極海の一部でロシアシベリアタイミル半島セヴェルナヤ・ゼムリャ諸島およびノヴォシビルスク諸島に囲まれた。西はカラ海、東は東シベリア海とつながっている。面積は約672,000 km2

古くはアドルフ・エリク・ノルデンショルドの名をとってノルデンショルド海: мо́ре Норденшельда)と呼ばれていたがロシアの探検家ドミトリー・ヤコヴレヴィッチ・ラプテフ英語版ハリトン・プロコフィエヴィッチ・ラプテフ英語版の名を取って改名された。西シベリア海とも呼ばれることがある。

8・9月のみ航行可能。水深が浅く平均50mで、北緯76度以南は25mである。9・10月に結氷し始め、5・6月に解氷が始まる。海氷の厚さは2mに達する。ただし、近年の北極海は8-9月を中心に海氷面積が激減しており、その厚さも薄くなっている。そのため、この状況が続けば航行可能期間が長くなると予想されている。北極圏第1の河川エニセイ川に次ぐレナ川が注ぎ、堆積物が巨大な三角州(デルタ)をつくっている。




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