水上機とは? わかりやすく解説

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すいじょう‐き〔スイジヤウ‐〕【水上機】

読み方:すいじょうき

水面で離着水できる航空機陸上機車輪代わりにフロートをつけたものと、胴体が船のようになっている飛行艇とがある。水上飛行機


水上機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 03:57 UTC 版)

水上機(すいじょうき)とは、水面上に浮いて滑走が可能な船型の機体構造、あるいは浮舟(フロート)のような艤装を持つことによって、水上にて離着水できるように設計された航空機である。水上機として最初から設計されたものと、通常の航空機が水上機として再設計されたものがある。




「水上機」の続きの解説一覧

水上機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 00:35 UTC 版)

紅の豚」の記事における「水上機」の解説

物語登場する水上機は、実在した機体モデルにしている型とオリジナルとが混在している。 サボイアS.21試作戦闘飛行艇 ポルコ愛機である飛行艇商品展開などで区別必要な場合設計主任フィオイニシャル取って改修後の姿を「サボイアS.21F」「F後期型」とする事もある。 改造前サボイアS.21試作戦闘飛行艇は、たった1機だけが製造され試作機である。離着水において「危なく飛べない」と言われるほど過激なセッティング災いして軍用機として正式採用されることはなかった。ポルコ曰く倉庫で埃をかぶってた」ところをローン購入したもので、離着水難しさ認めつつ「スピード乗れば粘りのある翼だ」と評価している。 作中では冒頭時点で既にエンジン不調であり、ローン完済直後ポルコはいよいよ限界悟り休暇兼ねてエンジン修理のためにミラノ回送飛行中カーチス空戦になり、エンジントラブル原因撃ち落とされ胴体部分しか残らないほぼ全損となった。その損傷度合いピッコロ親父にも「新造した方が早いと言われるほどだったが、ポルコ本機寄せる強い思いによってF後期型へと再生の道を辿った改修任されフィオは木の性質熟知した計算書見て設計者職人技感心していた。 ピッコロ社でポルコピッコロ親父見せられた新エンジンには「GHIBLI」(ジブリイタリア語ではギブリ)の刻印がされており、ポルコはこれをフォルゴーレイタリア語雷電という意味らしい)と呼んでいる(ピッコロ親父曰く出所聞くな」らしい)。これは、出版物などではフィアット製のフィアット AS.2 エンジンだとされているが、フィアット AS.2は下で紹介されているマッキ M.39搭載していたものである。なお、原作漫画の中ではフィアット AS.2ではなくロールス・ロイス ケストレル新たに採用していた。 機体垂直尾翼描かれマークは、ポルコ出身地であるジェノバ市の市章実在した同名飛行艇サヴォイア S.21複葉機であり、物語機体はまった異なる。これは、宮崎が昔一度だけ見て印象残ったものの、資料がないこともありそれが何だったか分からずにいた機体再現したためである。後の対談モデルとなったのは「マッキ M.33」であると判明したラストフィオその後の話語っている最中ジーナの店の上を飛ぶシーンがあるが、よく見ると裏庭に続く道に、この飛行艇のように見え紅い機体係留されている。 時代現代になったエピローグにおいて、ターボプロップエンジン2重反転プロペラマッキ MC.200のような半解放式風防付けた本機ジェット旅客機追い越していくシーン作られたが、本編ではカットされた。 カーチス R3C-0非公然水上戦闘機 全長:6.29m 翼幅:8.1m 全高:3.15m 最高速力:348km/h ポルコ対抗馬であるカーチスの水上機。完全なオリジナルであったポルコ乗機とは異なり実在シュナイダー・トロフィー・レース優勝カーチス R3C-2の(非公然改造機という設定ブローニング製のプロペラ同調式機関銃を2丁装備したほか、レーサー時の翼冷却をやめて機首下面外付けラジエーター付け最高速度低下引き替え整備性信頼性アップさせた。実は、このラジエーター日本の川88偵察機から流用したジャンクパーツという設定である。また速力ではサボイア上回り旋回力で劣り上昇力同等分析された。 ポルコ真紅サボイア対照的な濃青色は、第二次世界大戦期アメリカ海軍機色を彷彿とさせ、カーチスアメリカ人であるというイメージ付けにも一役買っている。垂直尾翼上に描かれマークは「幸運ガラガラヘビ」。ポルコとの最終決戦時には胴体白帯に矢が刺さったハートマーク描き加えられている。 マッキ M.39M.52主人公の元同僚、フェラーリンがポルコ先導したときの機体。M.39は1926年度のシュナイダー・トロフィー優勝機であり、アメリカ3連覇阻止した機体でもある。M.52次回のシュナイダー・トロフィー用の機体でM.39の発展型であり、外形大きな差はない。映画に登場したものはM.39/M.52両者の特徴混在しており、宮崎は「形式不明ってことにしておいてください」と説明している。 サヴォイア・マルケッティ S.55 ポルコカーチス対決阻止しよう出動したイタリア空軍編隊にその姿が見える。双胴飛行艇で、1933年編隊大西洋往復成し遂げた映画ロケハン時に偶然これを記念する碑文を見つけ、満面の笑みでその前に立つ宮崎写真残っている。 マッキ M.5(Macchi M.5) 回想シーンにてポルコがまだ人間だった頃乗っていたイタリア海軍航空隊戦闘飛行艇本機は、敵のオーストリア・ハンガリー飛行艇ローナー L鹵獲してコピーしたマッキ L.1から独自に発展させた物。メーカーであるニューポール・マッキ社でライセンス生産していたフランスニューポール戦闘機一葉形式主翼組み合わせ本家よりも良い飛行艇になったハンザ・ブランデンブルク CC 回想シーンにてポルコ戦っていたオーストリア・ハンガリー海軍飛行艇設計エルンスト・ハインケル最初から水上戦闘機として設計・運用された世界初戦闘機

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水上機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:42 UTC 版)

水面」の記事における「水上機」の解説

様々な事情によって陸上滑走路用意できない場合でも、水面滑走面として用いることができるのが水上機である。

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水上機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 21:58 UTC 版)

World of Warships」の記事における「水上機」の解説

巡洋艦または戦艦搭載され艦載機カタパルトより発艦した後は自動母艦周囲一定時間旋回する1回戦闘使用出来回数決まっている。再使用する際も一定時間経過しないと再使用できない水上戦闘機着弾観測機2種類がある。(詳しくは#消耗品の項を参照)

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水上機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 06:38 UTC 版)

帆船」の記事における「水上機」の解説

水上機はエンジン水上滑走するだけでなく帆を張れば帆船ともなるため、一種機帆船とみなすこともできる機械信頼性低かった時代にはエンジンの故障不時着水した際、陸まで移動するための予備動力として取り外し可能なマストと帆が搭載されており、緊急時には帆船となって移動することが想定されていた。 エンジン信頼性向上した現代の水上機には採用されていない

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水上機

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 01:48 UTC 版)

名詞

   (すいじょうき)

  1. 水上飛行機の略称。

「水上機」の例文・使い方・用例・文例

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