飛行甲板とは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 交通 > 船舶 > 甲板 > 飛行甲板の意味・解説 

ひ こうかんぱん -かう- [4] 【飛行甲板】

航空母艦などの、飛行機発着する甲板

【飛行甲板】(ひこうかんぱん)

Flight deck
艦上機の離着艦のため、艦艇上に設けられる、広く平らな甲板のこと。

甲板から水上機離艦させようとした水上機母艦搭載されたものが始まりだが、これは離艦はできても着艦はできず、帰還した機体そのまま海中投棄して乗員だけを回収するか、艦のそばに着水させてクレーン引き上げるかしかなかった。
このため英国海軍軽巡洋艦から改造した世界初航空母艦フューリアス」では、従来離艦甲板加えて着艦用の甲板追加し、離着艦が可能な本当の意味での飛行甲板が登場する。
しかし、フューリアスではそれぞれの甲板前後分かれ、しかも艦橋で区切られていたため、運用上の不便さが残された。

その後建造された「アーガス」では完全に平らな全通甲板採用し、これが本格的航空母艦始まりとなる。

こうした全通甲板は、滑走路一種解釈することもできる。
陸上での滑走路比べて非常に短いため、艦上機発進させるためのカタパルト着艦させるためのアレスティングワイヤーなどが設置されている場合が多い。
一方ヘリコプター登場により、比較的狭い甲板でも航空機艦上運用が可能となり、駆逐艦などの小さな艦でも飛行甲板を備え場合多くなってきた。

こうした艦上への離発着には、非常に高度なテクニックが必要とされ、事故危険性も高い。
海軍航空隊搭乗員が、陸軍空軍搭乗員とは異なる独特のプライド持っている理由には、そうした部分もあると見られている。
パイロット」「エビエーター」「テイルフッククラブ」の項も参照

余談だが、海上保安庁民間船舶業界では甲板を「こうはん」と読むため、巡視船民間船舶ヘリコプター下ろす場所は「ひこうこうはん」と呼称する。

関連斜め飛行甲板


飛行甲板

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/12 06:04 UTC 版)

飛行甲板(ひこうかんぱん、英語:flight deck)とは艦船における航空機運用のための甲板のこと。ヘリコプターのみを対象としている場合はヘリコプター甲板ヘリ甲板とも言う。




  1. ^ しかし「赤城」・「加賀」の2段目は主砲等の障害物が多く実際の発艦に用いられることはなかった。
  2. ^ エセックス級空母 白石光 歴史群像2012年2月号 P22-25 学習研究社
  3. ^ スペシャル No78「電波兵器/主機/艦載ヘリコプター」 株式会社潮書房 1983年


「飛行甲板」の続きの解説一覧



飛行甲板と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「飛行甲板」の関連用語

飛行甲板のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



飛行甲板のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2018 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの飛行甲板 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2018 Weblio RSS