【アフターバーナー】(あふたーばーなー)
After Burner (A/B)
エンジンの排気ガスにケロシンなどの灯油系燃料を噴射して再び発火させる装置。
使用時には凄まじい爆音を発し、排気口から輪のように輝く炎が吹き上がるのでそれとわかる。
主に超音速航空機のジェットエンジンに取り付けられる。
「アフターバーナー」はジェネラルエレクトリック社の商標登録。
ロールスロイス社ではリヒート(Re-heat)、プラット&ホイットニー社ではオーグメンター(Augmentor)と呼ぶ。
簡単な構造で爆発的な出力を得られる反面、ミリタリー推力の数倍以上の速度で燃料を消費する。
たとえばF-15戦闘機の場合、アフターバーナー全開の状態を維持すれば5分で燃料を使い切る。
当然ながら全てを使い切れば作戦空域に到着する事も帰還する事もできないので、実際に使える時間は大抵1分に満たない。
主にマニューバーやスクランブルなど、数秒単位での加速力の差が人の生死を分け得る緊急事態(及びその状況を想定した飛行訓練)で使われる。
アフターバーナー
排気系において、未燃焼の炭化水素や一酸化炭素を再燃させるための温度を確保するバーナーのこと。かつては研究が進められていたが、触媒の実用化とともに姿を消した。しかし、ディーゼルエンジンなどの排気中に含まれるPMを酸化低減させる方法として、再び新たな角度から研究が進められている。
アフターバーナー
「アフターバーナー」の例文・使い方・用例
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