推力重量比とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 航空軍事用語 > 推力重量比の意味・解説 

【推力重量比】(すいりょくじゅうりょうひ)

エンジン推力機体総重量もしくはエンジン自体重量割ったもの。
この値が高ければ高いほど機体の上昇力や加速力旋回性能等が良くなる

抗力無視して考えるならば、機体総重量対する推力重量比が1を超える揚力を得る為の主翼を必要とせず、垂直上昇可能になる

エンジン重量対する推力重量比は性能指標として用いられる

関連余剰推力


推力重量比

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/15 05:01 UTC 版)

推力重量比(すいりょくじゅうりょうひ)とは、瞬間推力の(地球の表面での)重量(=重力)に対する比率である。推重比(すいじゅうひ)ともいう。ロケットエンジンジェットエンジンや、それらのエンジンで推進する乗り物(ペイロードを含めた打ち上げ機全体やジェット機)などの特性を示す無次元のパラメータである。エンジンや乗り物の設計において、定量比較するための性能指数として使われる。


  1. ^ F-15 Eagle Aircraf
  2. ^ Thrust: 6.781 million lbf, Weight: 4.5 million lb [1]
  3. ^ a b Lockheed Martin Website”. 2008年4月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年2月10日閲覧。
  4. ^ Wade, Mark. “RD-0410”. Encyclopedia Astronautica. 2009年4月8日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2009年9月25日閲覧。
  5. ^ «Konstruktorskoe Buro Khimavtomatiky» - Scientific-Research Complex / RD0410. Nuclear Rocket Engine. Advanced launch vehicles”. KBKhA - キマフトマティキ. 2009年9月25日閲覧。
  6. ^ Factsheets : Pratt & Whitney J58 Turbojet”. National Museum of the United States Air Force. 2010年4月15日閲覧。
  7. ^ ROLLS-ROYCE SNECMA OLYMPUS - Jane's Transport News”. 2009年9月25日閲覧。 “With afterburner, reverser and nozzle ... 3,175 kg ... Afterburner ... 169.2 kN”
  8. ^ «Konstruktorskoe Buro Khimavtomatiky» - Scientific-Research Complex / RD0750.”. KBKhA - キマフトマティキ. 2009年9月25日閲覧。
  9. ^ Wade, Mark. “RD-0146”. Encyclopedia Astronautica. 2007年8月8日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2009年9月25日閲覧。
  10. ^ RD-180”. 2009年9月25日閲覧。
  11. ^ アーカイブされたコピー”. 2013年11月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年11月2日閲覧。
  12. ^ Astronautix NK-33 entry


「推力重量比」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「推力重量比」の関連用語

推力重量比のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



推力重量比のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの推力重量比 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS