アフターバーナー搭載型
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「ロールス・ロイス・チュルボメカ アドーア」の記事における「アフターバーナー搭載型」の解説
アドーア Mk 101 ジャギュア用に最初に生産された派生機種で40基が生産された。 アドーア Mk 102 アフターバーナーを備えた2次生産機種。 アドーア Mk 104 アドーア Mk 106 Mk 871を基に開発されたジャギュアのMk 104エンジンを換装するためのエンジンでアフターバーナー部を持つ。イギリス空軍は改良型のGR3を再換装した。2007年5月、コニングスビー空軍基地(英語版)を拠点とする第6飛行隊(英語版)の最後の16機のジャギュアの退役に伴い、イギリス空軍でのアドーア Mk 106の運用は全て終了した。 アドーア Mk 801 三菱F-1とT-2用。石川島播磨重工業によりTF40-IHI-801Aとしてライセンス生産された。 アドーア Mk 804 インド空軍のジャギュア-フェイズ2用にヒンドスタン航空機でライセンス生産された。 アドーア Mk 811 インド空軍のジャギュア-フェイズ3から6用にヒンドスタン航空機でライセンス生産された。 アドーア Mk 821 Mk 804とMk 811エンジンの改良型でインド空軍のジャギュアの近代化改修用であり、2009年6月16日に地上試験のためにイギリス空軍のジャギュアに装備された。関連する機体変更が必要ないため搭載はスムーズに行き、インド空軍の性能目標を満たしたが、2011年にアップグレードの競争から撤退した。リヒート時の推力で9,500ポンド(42.1kN)であった。
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