スクラムジェットエンジンとは? わかりやすく解説

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スクラムジェットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 21:59 UTC 版)

スクラムジェットエンジンは、ラムジェットエンジンの一種であり、超音速輸送機スペースプレーンエンジンとして開発が行われているものである。名称はSupersonic combustion ramjetの略称に由来する。




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スクラムジェットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 15:07 UTC 版)

ジェットエンジン」の記事における「スクラムジェットエンジン」の解説

詳細は「スクラムジェットエンジン」を参照 スーパーソニック・コンバスチョン・ラムジェット (supersonic combustion ramjet) を略してスクラムジェットと呼ぶ。基本的にラムジェットと同じ発想エンジンであるが、ラムジェットよりもより高速域で作動する事を前提とし、そのためエンジン内に吸入され空気流が、加圧された後もなお、超音速流保たれる点が通常のラムジェット異なる。空気流が高速であるため、燃焼緩やかな場合燃焼終了しないうちにエンジン外に排出される事になる。そのためスクラムジェットエンジンの場合速やかな燃焼実現する必要がある。そのための燃料としては、現在は主に水素用いられ今のところ動作時間数十秒が限度である(ただし、それでも大きな加速力を得ることができる)。極超音速での動作目的としており、単段式宇宙往還機 (SSTO) を実現するための要素技術一つとされる採用近年日本含めた主要先進各国スクラムジェット機の構想開発が行われているが、2007年現在確実な成果収めているのはNASA開発したX-43である。X-43スクラムジェット動作するまでペガサス・ロケットにより加速される仕組みであり、2004年11月16日マッハ9.8(時速12,144 km、7,546 mph)というエアブリージングエンジン搭載機としての最高速度記録打ち立てている。 NASA開発したスクラムジェットエンジン

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スクラムジェットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 21:20 UTC 版)

ラムジェットエンジン」の記事における「スクラムジェットエンジン」の解説

詳細は「スクラムジェットエンジン」を参照 ラムジェットエンジンより高速向きエンジンとしてスクラムジェットエンジンがある。ラムジェットエンジンでは燃料燃焼亜音速域で行われるが、スクラムジェットエンジンでは超音速域で燃焼をおこなう点が異なる。マッハ5以上においては空気流を亜音速まで減速させることが困難であるため、その速度域での推進方式として開発進められている。

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