スクラムチーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 04:30 UTC 版)
「スクラム (ソフトウェア開発)」の記事における「スクラムチーム」の解説
スクラムチーム(英: Scrum Team)はスクラムの基本単位となる小さなチームである。 スクラムチームはスポーツチームのように機能しなければならない。各メンバーは高い専門性を持ちながら自らのポジションに拘泥せず、1つのゴールを目指し全員が1つのチームとして協力する。つまり専門分野(例: マネジメント、エンジニアリング、デザイン)をもつ様々なプロフェッショナルが分野にとらわれず、1つのプロダクトゴールへ焦点を合わせプロダクト開発を行うチームがスクラムチームである。 スクラムチームはプロダクトゴール達成に必要な全ての活動を責務とする(必要な権限とそれを行使する責任を持つ)。すなわち開発において、どのメンバーが何(what)をいつどのように(how)行うかはスクラムチーム自身が決定し自己管理する。価値ある成果物を生み出す(プロダクトゴールを達成する)ことに関して、チームとしてステークホルダーに対する説明責任を負う。 スクラムチームは適応型プロダクトを開発する。ゆえに適応に必要な速度を担保できるサイズの小ささが必要であり、1チーム10人以下が推奨される。 スクラムチームには以下の3つの明確な役割・責任が定義される。
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