義務
(責務 から転送)
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義務(ぎむ)とは、従うべきとされることを意味する。義務の根拠としては、理性、道徳・倫理、宗教、法制度(法令・契約など)、慣習などが挙げられる。義務に反した場合には、制裁があるとされる。制裁には、内面的・物理的・社会的なものがある。
注釈
出典
- ^ 毎日新聞社編『話のネタ』PHP文庫 p.55 1998年
- ^ 衆議院憲法調査会事務局(平成15年6月5日開催「基本的人権の保障に関する調査小委員会」参考資料), 「基本的人権と公共の福祉に関する基礎的資料 -国家・共同体・家族・個人の関係の再構築の視点から-」, p. 43
- ^ 野中ほか著、有斐閣「憲法I(第4版)」P535。
- ^ 「憲法がかように保護者に子女を就学せしむべき義務を課しているのは、単に普通教育が民主国家の存立、繁栄のため必要であるという国家的要請だけによるものではなくして、それがまた子女の人格の完成に必要欠くべからざるものであるということから、親の本来有している子女を教育すべき責務を完うせしめんとする趣旨に出たものでもある」(最大判昭和39年2月26日民集18巻2号343頁)
- ^ 野中ほか、同P534
責務
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サービス提供責任者は、利用者の日常生活全般の状況及び希望を踏まえて、指定訪問介護の目標、当該目標を達成するための具体的なサービスの内容等を記載した訪問介護計画を作成しなければならない。また利用者の状態の変化やサービスに関する意向を定期的に把握し、サービス担当者会議への出席等により、居宅介護支援事業者等と連携を図らなければならない(運営基準第24条)。
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「責務」の例文・使い方・用例・文例
- 当社はXを当社の社会的責務と考えます
- 企業の経営者には、社内の業務を善管注意義務をはたして運営する責務がある。
- その業務は準委任契約による責務を超えています。
- 彼はますます大きな責務を担うことになった。
- 私の責務は、完成品を出荷する前に検査することです。
- 彼はついに責務を果たした。
- 私はあなたが新しい責務をうまくこなせるよう願っています。
- 人の責務を解除する.
- 昇進の見込みがあったので彼はその責務を引き受ける気になった.
- しかるべき責務を怠ること
- 職権を行使した結果である行動により傷ついた誰かに対する責務から公務員に与えられた個人的な免責
- 追加課題を受け入れ、彼は能力以上の責務を負った
- 将来の損失、損害または責務に対する保証
- 米国軍人の勲章で、戦争中の多大な責務の中での称賛に値する軍務に対するもの
- 何かに対して防衛することを責務とする組織
- 精神的であるか聖職者の責務が付属していない聖職禄
- 特別に責務などを免除すること
- 責務を果たす
- 彼女たちのおもな責務は,男性隊員と一緒に文書管理や通信業務をすることだ。
- 平野勇(いさむ)主任司祭は「63年前,原爆投下のため,長崎市は一瞬にしてほとんどを失った。このようなことは二度と起こしてはならない。原爆の悲惨さや戦争の愚かさを人々に伝えることが私たちの責務だ。」と話した。
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