責任阻却事由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/21 02:07 UTC 版)
原則として責任が認められる行為について、その有責性を否定する事由のことを責任阻却事由という。責任阻却事由がある場合、刑罰法規の構成要件に該当していても犯罪とはならない。 責任能力を欠く者(責任無能力者) - 責任主義の原則を受けて、刑法は責任能力を欠く者の行為を処罰しないことを規定する。(責任能力の項目を参照)心神喪失者(刑法39条1項) - 心神喪失とは、精神上の障害により是非弁別能力または行動制御能力を欠く状態(判例) 刑事未成年者(刑法41条) 期待可能性を欠くこと
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