スクラム選択からの逆転トライ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:56 UTC 版)
「ラグビーワールドカップ2015日本対南アフリカ」の記事における「スクラム選択からの逆転トライ」の解説
南アフリカは後半32分にペナルティゴールを成功させ、得点を29対32としたが、コーニー・ウーストハイゼンが危険なプレーでイエローカードを提示され、一時退場処分となったため、日本は数的優位となっていた。 そして試合終了間際、日本は敵陣深くでペナルティを獲得。3点のゴールキックと5点のスクラムが選択でき、ヘッドコーチのエディー・ジョーンズは、安全に引き分けに持ち込めるゴールキックをするよう選手たちに指示した。しかし、リーチは自身の判断でスクラムを選択。最後はアマナキ・レレイ・マフィからのパスを受けたカーン・ヘスケスがトライを決め、34対32で歴史的な勝利を挙げた。 試合終了後、リーチは自身の選択について「同点じゃなく、勝ちに行くという気持ちだった。みんなもそうだった」と話した。エディー・ジョーンズも「今日の選手たちは勇敢なんてもんじゃない。最後まで相手に向かって行った。引き分けを選ばずに最後のPGで蹴らないことを選択したリーチの勇気をたたえたい」と、リーチを始めとした選手たちを称賛した。
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