艦尾とは? わかりやすく解説

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かん‐び【艦尾】

読み方:かんび

軍艦後尾部分。⇔艦首


船尾

(艦尾 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 23:30 UTC 版)

貨物船トランサムスターン英語版
船尾の形状。Fig. 21 Fantail; Fig. 22 Transom; Fig. 23 "Compromise"; Fig. 24 "V" stern; Fig. 25 Round; Fig. 26 Torpedo; Fig. 27 Canoe[1]

船尾(せんび、英語: Stern)は、の後ろの部分のこと。とも)、スターンともいう。

形状種類

トランサムスターン英語版
水線上の部分が途中で切り落とされ、平板状に処理された形状の船尾。1920年にイギリス海軍で速力と建造コストにメリットがあることが実証された[2]
クルーザースターン
水線上の部分が丸みを帯び、後方に張り出している形状の船尾。
カウンタースターン
水線上の部分がある高さからテーブル上に張り出した形状の船尾。1840-1920年ごろに建造された帆船や古い商船でよく見られる。

船尾灯

船尾につける灯りを船尾灯という。色は白で、後方135度を照らす様に設置される。

脚注

  1. ^ Leitch, Albert Clark (1920). Victor W. Pagé. ed. Motor Boats and Boat Motors. New York: Norman W. Henley. p. 32. OCLC 314767880 
  2. ^ dreadnaughtz (2021年10月25日). “HMS Adventure (M28), the First British modern minelaying cruiser” (英語). naval encyclopedia. 2023年3月28日閲覧。

関連項目


艦尾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:50 UTC 版)

戦列艦」の記事における「艦尾」の解説

船の舵は普通船尾に存在する当時は舵を操舵輪つながった綱で、もしくは直接人力舵柄動かして制御していた。そのため戦列艦艦長らは普通艦尾で指揮をとった。一般に船尾前方比べて甲板1層多くなっていて、後甲板(quarterdeck)と称された。戦列艦はここに小口径砲カロネード装備していることが多かった。また「quarterdeck」は士官の別名でもある。 一方で艦尾に設けられ艦長提督豪華な個室防御上の弱点でもあった。これらの部屋には窓ガラス多用されている上に、艦内構造上首尾方向砲弾をさえぎるものが少なかったため、艦尾から縦射を受けると砲弾一気艦首方向抜け、砲や人員破壊し尽くして戦闘力致命的な被害が出ることが多かったのである。ただし帆船必然的に艦尾から風を受けるため、機械による換気不可であった当時においては艦内環境・衛生状態の維持考慮すれば、首尾方向通風確保する艦内構造必然であった逆説的に言えば最初に新鮮な空気得られる特等席であるが故に艦長提督個室が艦尾に置かれ反対に風下になる艦首にはトイレ設置された。

※この「艦尾」の解説は、「戦列艦」の解説の一部です。
「艦尾」を含む「戦列艦」の記事については、「戦列艦」の概要を参照ください。

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