船内外機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/18 16:53 UTC 版)
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船内外機(せんないがいき 英語:Sterndrive)とは、小型船舶の推進機関の設置方式の1つである。インボードエンジン・アウトボードドライブや、略してイン・アウトとも呼ばれる。 エンジンを船内船尾部に設置し、減速機、前後進クラッチ、ダブルユニバーサルジョイント、プロペラ等を一体化した(スターン)ドライブユニットを船尾板(トランサムボード)より外部に設置した方式となっている。
ドライブユニットは、左右に動き、舵としての役目を果たすとともに、係留時、上架時には、上にはねあげられるようになっている。 はねあげられる角度は、メーカ間によって差があり、国産のヤンマー製は、係留時完全に水面上に出るのに対し、ヤマハ発動機製は、一部が水面下に浸かる様になっている。
エンジンは、4ストロークガソリン、4ストロークディーゼルの何れも使用される。
エンジンの冷却方式については、船外から取り込んだ水をシリンダーブロック内に直接循環させる、直接冷却方式と、シリンダーブロック内に冷却水を循環させ、熱交換器を通して船外の水で冷却する、間接冷却方式がある。
プロペラは、1軸右回りが多いが、プロペラ効率、直進性の向上を狙って、2重反転プロペラが一部機種に採用されている。
これに舵の機構を組み込んだ物はポッドドライブと呼ばれる[1]。
脚注
関連項目
外部リンク
船内外機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:44 UTC 版)
船内機、船外機の折衷型。機関は船内機関室にあるが、舵が機関と一体になっており、ドライブユニットと呼ばれる装置を船外に出すことで動力をプロペラに伝達する。3~5トン程度の漁船で使用されている。ディーゼルが主流である。
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