引き込む

デジタル大辞泉

ひき‐こ・む【引（き）込む】

読み方：ひきこむ

［動マ五（四）］

１ 引っ張って中へ入れる。引いてきて入れる。「電線を—・む」「田に水を—・む」

２ 仲間に誘い入れる。「悪の道に—・む」

３ 人の心を引き寄せて夢中にさせる。「観客を—・む見事な演技」「思わず話に—・まれる」

４ ひどい風邪にかかる。「風邪を—・む」

５ 「ひっこむ」に同じ。

「婆さんはだまって—・んだ」〈漱石・坊っちゃん〉

［動マ下二］「ひきこめる」の文語形。

文語活用形辞書

引き込む

読み方：ひきこむ

マ行下二段活用の動詞「引き込む」の終止形。
「引き込む」の口語形としては、マ行下一段活用の動詞「引き込める」が対応する。

口語形

引き込める » 「引き込める」の意味を調べる

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「引き込む」の例文・使い方・用例・文例

• それは私たちをその場所、その時代に引き込む。
• それらは私たちをその場所、その時代に引き込む。
• (アンテナから)電線を家の中へ引き込む.
• 完全に引き込む
• 前方へ曲げ、前に肩を引き込むことにより背中を丸める
• 望ましい行動あるいは状態に引き込む傾向がある
• 鉄道駅構内に全車両を引き込むための機関車
• 中央の線に向かって身体の部分を引き込む筋肉
• 声や息を繰り返し引き込むようにして泣く
• 人を仲間に引き込むこと
• 味方に引き込む
• 風邪を引き込む
• 巻くように中へ引き込む
• 水を引き込む口
• 他の団体に属している人を自分の方に引き込むこと
• レンズが光を集めるように，タービン翼のまわりの輪が風を内部に引き込むことから，風レンズ風車と呼ばれている。