両者の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/13 22:45 UTC 版)
「大項目主義と小項目主義」の記事における「両者の特徴」の解説
大項目主義による事典は、ある分野の知識を体系的に調べるのに便利な『読む事典』であり、それゆえ児童用の百科事典、学習百科事典などに採用される。論文形式であるため執筆者にとっては書きやすく、編集者の主義主張が強く映し出される形式でもある。しかし、読むのに時間がかかること、充実した索引が必要となる、などの欠点もある。 一方、小項目主義の事典は、索引に頼らずとも見出し語から調べることが容易であり、素早く簡潔な事実を知ることができる『引く事典』である。小項目主義の短所としては、読者が体系的に把握しづらいため、関連項目との相互参照が必要となること、項目間での記述の重複が多くなることなどがある。
※この「両者の特徴」の解説は、「大項目主義と小項目主義」の解説の一部です。
「両者の特徴」を含む「大項目主義と小項目主義」の記事については、「大項目主義と小項目主義」の概要を参照ください。
- 両者の特徴のページへのリンク