両者の相違
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 21:07 UTC 版)
『曹瞞伝』は敵国である呉側の文献であり、もともと曹操を非難する意図で書かれている。 『三国志演義』では、姓名不詳の担当官に姓名を与え、どの戦闘の時の出来事かを特定することで、臨場感を高めている。 また、『曹瞞伝』では小枡を使おうと進言したのは担当官の方なのに対し、『三国志演義』では曹操がみずから考案したことになっている。そのため、王垕に罪をなすりつけて殺す曹操の非道さと汚さが、『曹瞞伝』より一層強調されている。
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