兵士
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兵士(へいし、soldier/enlisted[1])は、古代から現代まで国家の軍隊の軍人や、それに準ずる戦闘組織の構成員であり、将官や将校といった指揮官からの命令に従って任務をこなす。個人や部族社会の戦士とは異なり、公然と戦闘のために組織に属している場合に使われる。
- ^ “enlistedの意味・使い方” (日本語). eow.alc.co.jp. 2020年1月7日閲覧。
- ^ 軍隊形式について|救世軍
- ^ soldier(Online Etymology Dictionary)
- ^ English Etymology 著者: George William Lemon soldier項
兵員
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「ナチス・ドイツの軍事」の記事における「兵員」の解説
「国民擲弾兵」も参照 第一次世界大戦とその後の不況の影響で、兵役適格年齢者の人口は非常に逼迫していた。このため陸・海・空、そして武装親衛隊の間で兵員の獲得競争が起きた。武装親衛隊はこうした抗争で非常に低い割り当てを受けていたこともあり、ドイツ国外からの兵員補充に動くようになった。特に人員を必要としたのが陸軍であり、1942年9月20日には12万人の空軍兵士を陸軍に移し、青少年からなる民兵部隊に高射砲部隊を任せるよう指令された。 かわって不足した高射砲の運営要員には中学校や高等学校に通う満15歳以上の少年少女を動員する計画が立てられた。文部大臣のベルンハルト・ルストはこの方針に強く反発したが、ヒトラーユーゲント指導者アルトゥール・アクスマンはヒトラーユーゲントの活動阻害にならない範囲では賛成した。党官房長マルティン・ボルマンはこれらの意見をふまえてゲーリング提案に反対し、空軍は再度提案を練り直して提出した。1943年1月には動員地域の学校に通う男子生徒のみが動員されることとなり、2月から防空補助員(ドイツ語版)として動員された。この措置で34000人が動員されたが、空軍はなおも人員の増員を求めた。文部省はこれ以上生徒の動員は不可能であると拒絶し、かわって職に就いている青少年46000人が動員されることとなった。 1944年9月には16歳以上60歳までの国民を国民突撃隊として動員する命令が下された。11月には1928年生まれの空軍補助員を解任して国民突撃隊として動員し、東部外国人や国防軍などで不適格と判定された人材を防空補助員に代替する方針が決定されたが、すでに国内は混乱しており、どの程度実行されたかは定かではない。 労働力の国防軍への動員状況1939年1940年1941年1942年1943年1944年1944年9月新規召集兵数(百万人)1.4 5.7 7.4 9.4 11.2 12.4 13.0 指数100 407 529 671 800 886 929 前年度増加比率- 307% 30% 27% 19% 11% 5% 就労可能者に対する召集兵の割合3.5% 14.0% 18.3% 23.1% 27.0% 30.0% 31.4%
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「兵員」の例文・使い方・用例・文例
- それは五千人の兵員の擁する大部隊なのです。
- わが方は兵員数で敵よりも勝っている.
- 兵員輸送車[船, 機].
- 最少の兵員で戦わなければならない.
- 日本の将校は兵員給料の上前をはねるようなことはしない
- 刻下の必要に応じて兵員を増減する
- 兵員は健康状態好し、健康状態悪し
- (兵員は)銃弾雨注の下に最も冷静に立ち働いた
- 敵弾の雨下する下に立って兵員は冷静沈着に立ち働いた
- 兵員簿
- (兵員の)非常召集を行う
- 兵員は綿の如く疲労しておった
- 銃弾の雨下する下に立って兵員は冷静沈着に働いた
- 兵員の給養を減ずる
- 必要に応じて兵員を増減する
- 兵員は戦闘準備をしている
- 兵員は指定の部署に就いている
- 軍の兵員と彼らの装備を輸送する(通例装甲した)軍用車両
- 守備兵員を守るための壕
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