代替製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:05 UTC 版)
その後も業務用向け製品は引き続き少量ながら生産が続いていたが、2000年代末までに生産終了している。DAT代替製品として業務用の分野では2010年代以降にDAWによるHDDレコーディングシステムに順次置き換えられ、更に個人の分野であってもPCを利用したUSB接続による外付けのオーディオキャプチャーユニット(例:ローランドが製造・販売する「UAシリーズ」「Rubixシリーズ」、およびヤマハが製造・販売する「AGシリーズ」、コルグが製造・販売する「DS-DAC-10R」等)によるHDDレコーディングに置き換えられていった。また、記録用メディアにSDメモリーカード等のフラッシュメモリを使用した、屋外使用も可能なポータブルかつ非圧縮に対応したレコーダー(いわゆるリニアPCMレコーダー)やティアックが製造・販売するSDメモリーカードやコンパクトフラッシュに両対応した個人向けフルサイズ級単品オーディオ機器用のハイレゾ録再対応据え置き型デジタルマスターレコーダー「SD-500HR」なども多数発売されている。一部機種では96kHz録音や192kHz録音、DSD録音も可能(いわゆるハイレゾ録再対応)になっている。詳細はICレコーダー#PCMレコーダーの項を参照。
※この「代替製品」の解説は、「DAT」の解説の一部です。
「代替製品」を含む「DAT」の記事については、「DAT」の概要を参照ください。
代替製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 04:39 UTC 版)
現在では、カメラ用などに用いられた水銀電池は2005年(平成17年)に無水銀化に成功した酸化銀電池などで代替している。酸化銀電池の公称電圧は1.55Vであるため、電圧を正しく合わせたい用途には、酸化銀電池にゲルマニウムダイオード、ショットキーバリアダイオードなどを接続して0.2V程度の電圧降下を得る。小型の酸化銀電池を差し込み、水銀電池と同様の形状で使用するためのアダプターが市販されている(このページ下部の、アダプターを扱うカメラ修理業者への外部リンクを参照)。ただし、水銀電池と酸化銀電池の電圧特性が異なるので、表示された露出に対して撮影時の露出設定を補正する必要がある。 ボタン電池型アルカリ電池は2009年(平成21年)に無水銀化に成功、代替電池として使用されるようになる。 腕時計を始めとする小型時計にも、かつては水銀電池が多用された。その中でも、機械時計とクォーツ時計の過渡期の技術であるブローバ社の音叉時計は電池電圧に音叉の振動が直接左右されるため、酸化銀電池などを用いる場合には特殊な改造を施さなければ正確な時計が出来なくなってしまう。 補聴器用には空気電池が使われている。
※この「代替製品」の解説は、「水銀電池」の解説の一部です。
「代替製品」を含む「水銀電池」の記事については、「水銀電池」の概要を参照ください。
- 代替製品のページへのリンク