UAシリーズとは? わかりやすく解説

UAシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 09:07 UTC 版)

エディロール・UAシリーズ」の記事における「UAシリーズ」の解説

2020年12月現在の現行機種はSTUDIO-CAPTURE、OCTA-CAPTURE、Super UAMobile UAの4機種のみ。 UA-100G 仕様・16bit/48kHz/USB1.1対応 1999年11月発売電源にはACアダプター使用する付属ソフトウェアとして「CoolEdit Pro LE」、および「MP3 Studio Unreal イントロパック」、「VSC-88H3」が付属。 UA-30 仕様・16bit/48kHz/USB1.1対応 1999年11月発売バスパワー駆動。 UA-5 仕様・24bit/96kHz/USB1.1対応 2001年10月発売。UAシリーズ初の24bit/96KHz対応製品電源にはACアダプター使用する。 UA-3D 仕様・16bit/48kHz/USB1.1対応 2002年5月下旬発売DVDビデオドルビー・デジタル、およびDTSの各5.1ch音声信号のデジタルスルーに対応(ただし64ビット版を除くWindows XPのみ)。 バスパワー駆動DVD再生ソフトWinDVD 3.1」、および波形編集ソフト「Sound it! 3.0LE」、ソフトウェアMIDIシンセサイザVirtual Sound Canvas 3.2」が付属。 UA-3FX 仕様・24bit/48kHz/USB1.1対応 2003年6月下旬発売。UA-3Dの24bit対応バージョンDVDビデオドルビーデジタル、およびDTSの各5.1ch音声信号のデジタルスルーに対応(ただし64ビット版を除くWindows XPのみ)。バスパワー駆動DVD再生ソフトWinDVD 3.1」、および波形編集ソフト「Sound it! 3.0LE」、ソフトウェアMIDIシンセサイザVirtual Sound Canvas 3.2」が付属。 UA-4FX 仕様・24bit/96kHz/USB1.1対応 2005年11月下旬発売ミドルクラス位置する製品であるが、シリーズ中、比較的にS/N良い(108dB)ことが特筆されるバスパワー駆動ハードウェアDSP搭載DVDビデオドルビー・デジタル、およびDTSの各5.1ch音声信号のデジタルスルーに対応(ただし64ビット版を除くWindows XPのみ)。 録音もしくは再生時にエフェクトかけられるのが特徴先代のUA-3FXの基本仕様加え、24bit/96kHzに対応したほか、COSMテクノロジーによる真空管アンプ・シミュレーター搭載している。内蔵エフェクトリバーブディレイ含んでいたこともありニコニコ動画などへの歌唱投稿いわゆる歌ってみた」)制作用に人気があった。 UA-25 仕様・24bit/96kHz/USB1.1対応 2004年7月23日発売バスパワー駆動可能ながら、電源再生成してアナログ回路ワイドレンジ化していることが特徴2008年現在どこの販売店でも在庫があると言っていいほどの定番となっていた。標準的性能コストパフォーマンス良いとされ、音楽作成のみならず音楽鑑賞利用購入者も多い。ややノイズ多く96kHz使用時にはRec/Playボタン切り替えて使用せねばならないことを不満とする意見決し少なくないオープン価格だが、実売価格25,000前後。 UA-25EX 仕様・24bit/96kHz/USB1.1対応 UA-25の後継機として発売された。 ヴォーカル録音適したCOMP1、楽器録音適したCOMP2の2系統のアナログコンプレッサーが搭載された。 このコンプレッサーは扱うパラメータスレッショルド設定だけであるため、初心者扱いやすい反面細かな調整要するプロフェッショナルな使用難しい。 UA-25で批判されS/N若干改善見られる。 UA-101 仕様・24bit/192kHz/USB2.0対応 2005年6月発売。UA-1000に続き、UAシリーズ2作目USB2.0対応製品、およびUAシリーズ初の24bit/192KHz対応製品インアウト数ではUA-1000に劣るが、音質面ではそれに近いものがあるとされる。UA-1000の生産終了したため事実上のUAシリーズ最上位モデルであったが、2010年現在はOCTA-CAPTUREにその座を譲っている。電源ACアダプター使用するオープン価格だが、実売価格55,000前後。 UA-1000 仕様・24bit/96kHz/USB2.0対応 歴代UAシリーズの最上位モデル2003年当時)。2003年世界初USB2.0対応オーディオインターフェースとして注目された。a-dat端子搭載コストパフォーマンス極めて優れプロ機材アマチュアの差を一気縮めた存在2016年現在既に終売済みオープン価格だったが、実売価格85,000前後。 OCTA-CAPTURE(UA-1010) 仕様・24bit/192kHz/USB2.0対応 2010年にローランドブランドから発売製品名称からはUAシリーズとは判別できないが、ローランド公式ウェブサイト製品情報では「UA-1010」と型式併記されている。 インアウト数は10IN/10OUT(アナログ8IN/8OUT、デジタル2IN/2OUT。ループバック用のMAINが加わる)、その他に8系統のマイク・プリアンプ「VS PREAMP」、更に極小レイテンシー実現するVS STREAMING」を搭載している。電源にはACアダプター使用するオープン価格だが、実売価格60,000前後。 QUAD-CAPTURE(UA-55) 仕様・24bit/192kHz/USB2.0対応 2011年にローランドブランドから発売。名称からはUAシリーズとは判別できないが、ローランド公式サイト製品情報では「UA-55」と表記されている。OCTA-CAPTUREの廉価版という位置づけで、実質的にはUA-25EXの後継機インアウト数は4IN/4OUT(アナログ・デジタルそれぞれ2IN/2OUTずつ。ループバック用のMAINが加わる)、デジタル端子コアキシャルのみとなったその他に2系統のマイク・プリアンプ「VS PREAMP」、およびOCTA-CAPTUREと同様のVS STREAMING」を搭載している。バスパワー駆動で、アナログ回路ワイドレンジ化している点はUA-25と同様。 オープン価格だが、実売価格23,000前後。 TRI-CAPTURE(UA-33) 仕様・24bit/96kHz/USB1.1対応 2011年にローランドブランドから発売。名称からはUAシリーズとは判別できないが、ローランド公式サイト製品情報では「UA-33」と表記されている。 実質的なインアウト数は2IN/2OUTであるが、マイク・ギター・ラインの3種類の入力端子音量つまみを持つ。3つのレコーディングモードを搭載しUstreamなどのインターネット生放送にも使用可能。バスパワー駆動先述のUA-4FXや後述するSTREAM STATION(UA-4FX II)同様、USB1.1のため96kHzでの録音再生スイッチ切り替える必要があるオープン価格だが、実売価格14,000前後。 DUO-CAPTURE EX(UA-22) 仕様・24bit/48kHz/USB1.1対応 2012年にローランドブランドから発売。名称からはUAシリーズとは判別できないが、ローランド公式サイト製品情報では「UA-22」と表記されている。 QUAD-CAPTUREの事実上弟分にあたるモデルで、QUAD-CAPTUREと同様の2系統のマイク・プリアンプ「VS PREAMP」、および「VS STREAMING」を搭載している。ただしQUAD-CAPTUREと異なり電源にはACアダプター使用する。またサンプリング周波数最大48KHzまでの対応となる。 オープン価格だが、実売価格17,000前後。 DUO-CAPTURE(UA-11) 仕様・24bit/48kHz/USB1.1対応 2011年にローランドブランドから発売。名称からはUAシリーズとは判別できないが、ローランド公式サイト製品情報では「UA-11」と表記されている。 実質的なインアウト数は2IN/2OUTで、標準フォーンギターマイク兼用端子とステレオミニのライン入力端子を持つ(個別音量調節不可能)。バスパワー駆動オープン価格だが、実売価格8,000前後。 DUO-CAPTURE mk2(UA-11-MK2) 仕様・24bit/48kHz/USB1.1対応 2013年にローランドブランドから発売。名称からはUAシリーズとは判別できないが、ローランド公式サイト製品情報では「UA-11-MK2」と表記されている。 上記のDUO-CAPTUREのマイナーチェンジモデル。 オープン価格だが、実売価格7,500円前後。 STUDIO-CAPTURE(UA-1610) 仕様・24bit/192kHz/USB2.0対応 2013年にローランドブランドから発売。名称からはUAシリーズとは判別できないが、ローランド公式サイト製品情報では「UA-1610」と表記されている。 USB接続オーディオインターフェースとしてのフラグシップモデル最大16IN/10OUTの入出力対応しバンド一発録りや本格的な音楽制作システムコアシステムとして優れたパフォーマンス実現。アコースティック・ドラムのレコーディング始めとしたマルチ・レコーディング時に威力発揮するAUTO-SENSや超低レイテンシー実現する独自技術のVS-STREAMINGも搭載している。新たに視認性の高いレベル・メーターやモニター・ミックス端子新設計のコンプレッサー・アルゴリズムを採用し、より柔軟なレコーディング環境実現。2台のSTUDIO-CAPTUREを同時使用することで、最大32 IN/18 OUTという巨大なシステム構築することも可能。 オープン価格だが、実売価格90,000前後Mobile UA(UA-M10) 仕様・32bit/352.8kHz/DSD/2.8MHz/USB2.0対応 2014年にローランドブランドから発売パソコン用いてハイレゾ音源再生することができるUAシリーズ唯一の再生専用USBオーディオインターフェースUSB-DAC)。新開発DSPオーディオ・エンジン「S1LKi」と1bit DAコンバーター使用することで、入力濁り曇りのない滑らかな再生が可能となっており、同社独自の技術VS Streamingテクノロジー」により、変換による音の遅延少な安定した動作実現DSDデータ再生にも対応し、2.8MHzサンプリング直接再生に対応。5.6MHzのDSDデータは、内部ダウンサンプリングにより2.8MHzのDSDデータ変換され再生可能となる。また、リニアPCMフォーマット最大352.8kHz/32bitの再生が可能である。 オープン価格だが、実売価格28,000前後Super UA(UA-S10) 仕様・32bit/352.8kHz/DSD/5.6MHz/USB2.0対応 2015年にローランドブランドから発売上記Mobile UA同様、DSPオーディオ・エンジン「S1LKi」と1bit DAコンバーター使用することで、入力濁り曇りのない滑らかな再生が可能となっており、同社独自の技術VS Streamingテクノロジー」により、変換による音の遅延少な安定した動作実現DSDデータ再生にも対応し(ただしDSD用いた録音には非対応)、最大5.6MHzサンプリング直接再生に対応。また、上記Mobile UA同様、リニアPCMフォーマット最大352.8kHz/32bitの再生が可能である。電源にはACアダプター使用する通常の接続では本体のみ(インアウト数は2IN/2OUTで標準フォーン端子専用となる)を使用しXLRコネクターによる接続必要なとき付属のブレークアウト・ボックスを併用するなど、使用用途合わせた柔軟なセッティングが可能となる。ちなみに高価格帯のモデルありながらオプティカルコアキシャル関わらずデジタル入出力端子意外に装備されていないオープン価格だが、実売価格75,000前後。 UA-4FX IISTREAM STATION仕様・24bit/192kHz/USB2.0対応 2016年12月上旬発売製品型式から示す通り先述のUA-4FXの改良版にしてUAシリーズの最終機種にあたる。先代のUA-4FXの基本仕様加え新たにUSB2.0バスパワー駆動)、および24bit/192kHzに対応となったオープン価格だが、実売価格20,000前後

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