最終機種
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上述した通り2007年9月にソニーはBlu-ray Discレコーダーに注力するため、今後国内向けのDVDレコーダーの新機種を発売しないと発表した。現在のところブルーレイディスクレコーダーはスゴ録ブランドではない(特に愛称は無い)ため、スゴ録ブランド・およびソニーの国内向けDVDレコーダーとしては2006年11月に発売された下記の4機種が最終機種である。なおRDZ-D700/D800/D900Aには地上デジタル波/BSデジタル/CS110度デジタルWチューナーやHDMI端子を搭載していた。 RDR-HX67 - HDD250GB。アナログ波チューナーのみ搭載したモデルの最終機種。なお、2007年3月に約4ヶ月のごく短い販売期間で生産完了した。 RDZ-D700 - HDD250GB。2007年11月にブルーレイディスクレコーダー4機種が発売された後も10万円以下の価格帯補完のため唯一継続生産されていた。本機種がスゴ録ブランドで最後まで生産されていた機種であった。2008年1月生産完了。 RDZ-D800 - HDD400GB。大容量のハードディスクを搭載する上位機種。PSP転送機能などがない分D900Aより安い。2007年10月生産完了。 RDZ-D900A - HDD400GB。i-linkやUSB端子を搭載し、x.v.Color対応、PSPとの連携機能「おでかけ・おかえり転送」を搭載する最上位機種。2007年10月生産完了。この機能はかつて発売されていたPSXや2007年11月発売のブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」、2008年4月発売の「BDZ-A70」にも搭載された。 ちなみに、VHS一体型の機種に関しては上記4機種より半年ほど前の2006年6月に発売された以下の機種が最終機種である。 RDZ-D60V - HDD250GB、VHS一体型。シャープ「DV-ARV22」のOEM機種でVHS一体型としては最終機種、及びソニーとしては最初で最後のデジタルチューナー搭載の3in1モデルとなった。2007年6月生産完了。 2008年1月31日をもって最後まで販売していたRDZ-D700も生産を完了し、これでスゴ録の歴史は終わった。なお、上記RDZ-D700/D800/D900Aはスゴ録として唯一ダビング10に対応する。
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