UAの閣僚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:21 UTC 版)
15歳から39歳までの10万人を超えるプロジェクト応募者の中から、ソロンにより選出された統治のリーダーたち。 雑賀すぐり(さいが すぐり)〈22〉 演 - 河合優実 財務経済大臣。アメリカでMBAを取得した秀才。英語、中国語、スペイン語、ロシア語も扱うマルチリンガル。 15歳の時に未来や若者に投資しない日本社会に失望し渡米したが、日本を変えられるかもしれないと希望を抱きプロジェクト参加のため帰国した。 物事を合理的に考え、感情で行動や政策が左右されることに批判的であり、旧守派への忖度やしがらみに囚われることなく改革を推し進める真木を後押しする。 林完(はやし かん)〈22〉 演 - 望月歩 厚生文化大臣。動画配信で人気を集めている元インハウスローヤーの青年。 専門学校でデザインを学び、弁理士資格をもつことから、ウーアの住民システムのUIは彼がデザインしている。事故に遭い車いす生活となった弟がいることから、ウーアの街中にユニバーサルデザインを積極的に普及させ、アーティストを支援する文化都市を誕生させようと考えている。 誰に対しても友好的で気さくに接し、サチらには初対面後間もなく愛称をつけて呼ぶようになる。料理が得意。 鷲田照(わしだ てる)〈25〉 演 - 染谷将太 環境開発大臣。日本国の総理大臣・鷲田継明の孫。青波市出身。 地元の旧守派から既得権益を守る期待をかけられ、当初は根回しや調整が通用しない真木のAI政治に旧守派が切り崩されることに苦悩していたが、父・光に総理の孫という出自に縛られない人生を歩むべきではないかと促されたのを機に、旧守派に忖度せずウーアの発展につながると考える施策に尽力するようになる。 林や雑賀からは「ワッシー」と呼ばれるが、官舎で共同生活を始めたばかりの頃は家事やゴミの分別ができなかったことで雑賀に「うざい」と不快に思われ、陰で「マゴ(孫)」呼ばわりされていた。 真木の総理罷免後はソロンにより新総理に選出され、真木の方針を受け継ぎつつ、廃止した市議会の代替に市民オブザーバーを導入し、全ての世代のウーア住民が幸福を感じられる街作りに邁進する。
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