ウーア(旧・青波市)の住民
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「17才の帝国」の記事における「ウーア(旧・青波市)の住民」の解説
青波市が独立特別行政区ウーアに指定される前からの住民。 佐伯豊(さえき ゆたか)〈70〉 演 - 岩松了 商工会会頭を務める市議会の重鎮議員。商店街の再開発賛成派。移住者による人口増加や国からの予算投入を期待して保坂前市長とともに実験都市に名乗りを上げたが、ウーア初の閣議で議会廃止が決定されたため失職する。失職後も推し進めていた商店街の再開発案に絡んで照や平を旧守派に取り込もうとするが、真木による計画の再検討で従来案が中止となる。これまでの地域への貢献を否定された思いから真木の総理退陣を訴えデモ隊を先導して官邸に押し寄せるが、ウーア住民たちからは自分のことしか考えていない老害と見なされ、逆に真木の支持率を上昇させる結果となる。 保坂重雄(ほさか しげお)〈75〉 演 - 田中泯 前・青波市長。商店街の再開発賛成派。旧知の鷲田総理の要請で実験都市に名乗りを上げたが、政治経験のない高校生の真木が首長に選出されると立腹し、ウーア発足式典ではテープカットを拒否する。真木との首長交代で市議の役職を特例で与えられていたが、ウーア初の閣議で議会廃止が決定されたため失職する。 権力を奪った真木を苦々しく思い、市議会の復活を画策して鷲田総理経由で平に圧力をかけ、照には真木の支持率を下げさせ総理から罷免されるように裏で指示をだしていたが、真木が真摯に住民全員が幸せになることを目指す政治に尽力し、途絶えてしまったランタン祭りを復活させようとしたことに感化され、所有する海側の土地をお祭り広場に提供することを許可する。 三山次郎(みやま じろう)〈48〉 演 - ノゾエ征爾(第1話 - 第3話) 市役所職員。市職員の削減を予告され怒っていたことから、市役所を訪れた真木に「自分の理想の帝国を作りたいだけだろう」とウェアラブル端末の入った紙袋を投げつける。退職勧奨の面談を受けた際は、ソロンが真木を総理に選出したことも納得していないと、市職員削減の撤回を要求する。 立科亮子(たてしな りょうこ)〈47〉 演 - 原扶貴子(第1話 - 第3話) 市役所職員。市役所を訪れた真木に対し、「リストラされる職員の身になって考えてよ」と声を荒げて訴える。退職勧奨の面談を受けた際は、 民間の企業に今から勤めるのは不安でできないと退職を拒む。 笹野聡(ささの さとし) 演 - 橋本一郎 狸穴商店街にある惣菜店「笹屋」の店主。商店街の再開発反対派。当初、急速な改革を進める真木に対し警戒心を持っていたが、住民投票により商店街の開発案を住民に寄り添った案に改める政策を進めたことから、真木を応援するようになる。 笹野ひよ子(ささの ひよこ) 演 - 池津祥子 聡の妻。聡と共に「笹屋」を切り盛りしている。商店街の再開発反対派。 鈴原(すずはら) 演 - 塚本晋也(第2話 - 第3話) 狸穴商店街にあるバー「ベル」の経営者。市議会廃止で失職するまでは議員として商店街の再開発に反対していた。笹野夫妻からはベルさんと呼ばれている。 鈴原が語った「失われたものは、取り戻せないんだよ」の言葉に真木は感銘を受け、商店街再開発の見直しのための住民投票を行う。 鷲田光(わしだ ひかる) 演 - 岡部たかし(第3話・第5話) 鷲田総理の息子。照の父親。 鷲田総理の第二秘書であったが、7年前の鷲田総理への不正献金疑惑を境に政界を引退、地元の青波市にひとり帰郷して行政書士の個人事務所で生計を立てる。真木のAI政治で住民からの反発を食らい、照が損な役回りになりそうなことを心配しつつ、ウーアに来たことを機に照に総理の孫としての人生を見つめ直すことを促す。白井秘書が一家心中する前日、彼から不正献金疑惑の真相が書かれた日記を預かり秘かに保管していたが、それに気付いた平に日記を提出する。 町田(まちだ) 演 - 矢山治(第4話) AI政治に反対し、真木の退陣を迫るデモ隊の参加者。真木に対し、AI政治を「何度説明されても納得できん」と抗議する。
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