しろ‐とび【白飛び】
白飛び
別名:白とび
【英】blown out highlights, flared highlights
白飛びとは、主にデジタルカメラの撮影において、明るい部分の階調の情報が得られず、白一色に塗りつぶされた状態となることである。
白飛びは、カメラの階調が再現できる範囲を超えると発生する。白飛びが発生した部分の階調の情報は失われているため、後で明度を調整するなどして補正することができない。晴れた日に逆光で撮影したり、至近距離でフラッシュ撮影をしたり、露出オーバーな状態で撮影したりした場合に、白飛びが発生しやすい。
白飛びとは逆に、暗い部分の階調が失われ黒一色になることを、黒潰れという。
なお、複数の露出で同じ画像を撮影し、1枚の画像に合成するHDR(ハイダイナミックレンジ)で撮影した場合は、各画像がそれぞれ階調を補うことにより白飛び、黒潰れ回避できることができる。
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