フラッシュ撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:01 UTC 版)
運行中の車両に対し、走行中・停車中を問わず、フラッシュを焚いたり照明を使用して撮影することは運転の支障となり危険との理由で現在ではほとんどの鉄道事業者により禁止されている。しかし、実際の運転士の話では「フラッシュよりもLED信号機のほうが眩しいくらい(フラッシュ光など気にならない)」という証言もある。実際に、フラッシュ程度の光量で運転に非常に支障があり危険であるならば、夜間の車のラリー競技やレース(ル・マンの夜間レースなど)では事故が続出である。現代では「フラッシュ禁止」が当たり前のようになったが、それ以前(特に昭和の鉄道写真ブームから平成中期まで)は駅構内でもフラッシュ撮影などは当たり前にされていて、それが原因で事故が起きたとの報告は一つもない。「フラッシュ撮影禁止」になった理由は、元々はフラッシュ撮影OK!だった駅構内で、バルブ撮影の邪魔になるからと、当時(2000年代に入ってからのブルトレ廃止ブームの頃)の撮り鉄の一部グループが、フラッシュ撮影をする者に対して「罵声」を浴びせ、駅構内が騒然とする(一般客にも迷惑が掛かる)事態が頻発したからである。(罵声大会) その頃から「撮り鉄」に対する一般のイメージが最悪化し、マスコミなどでも興味本位に取り上げられ、フラッシュ撮影はおろか邪魔にならない場所でも三脚撮影禁止などとなったという経緯がある。勿論、その「迷惑撮り鉄」はほんの一部であり、鉄道以外の一般の迷惑スマホ撮影者や迷惑配信者などと同じである。 。東京メトロや東京都交通局などフラッシュ撮影禁止を明示している鉄道事業者も多い。また、フラッシュ撮影は危険行為のため乗務員から注意を受けることがある。
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