レンズこうかんしき‐カメラ〔‐カウクワンシキ‐〕【レンズ交換式カメラ】
レンズ交換式カメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/22 18:56 UTC 版)
ライカLマウント。 ゾルキー1(1948年発売) - ライカIIの完全なコピー。KMZ製作による初の35mmカメラ。インダスター22(Industar-22 )50mmF3.5が付属した。このレンズは沈胴式レンズでありライツエルマーに似ていたが、実際にはテッサーのコピーであった。1956年まで生産された。 ゾルキー3(1951年発売) - ライカIIIに似た製品でスローシャッターを装備している。組み合わせるレンズはゾナーコピーのユピテルに進化した。1954年まで生産された。 ゾルキー2(1954年発売) - ゾルキー1の巻き戻し機能とセルフタイマー、取っ手部分を改良したモデル。1956年まで生産された。 ゾルキー3M(1954年発売) - シャッターダイヤルが一つだけになった。また機構が改良され信頼性が向上した。1955年まで生産された。 ゾルキーS(1955年発売) - ゾルキー1にシンクロ接点を装備したモデル。1958年まで生産された。 ゾルキー2S(1955年発売) - ゾルキー2にシンクロ接点を装備したモデル。1960年まで生産された。 ゾルキー3S(1955年発売) - ゾルキー3Mにシンクロ接点を装備したモデル。1956年まで生産された。 ゾルキー4(1956年発売) - ゾルキー3Sにセルフタイマーを装備したモデル。200万台以上生産されゾルキーシリーズで最も売れた製品となりロシアでも有数のカメラとして評価を受けているが、セルフタイマーとスローシャッターは信頼性が低かった。1973年まで生産された。 ゾルキー5(1958年発売) - フェド2に似た改良モデル。1959年まで生産された。 ゾルキーミール(1959年発売) - ゾルキー4の低価格モデル。1961年まで生産された。 ゾルキー6(1959年発売) - ゾルキー5の改良型で、フィルム裏蓋が蝶番による開閉式になった。1966年まで生産された。 ゾルキー35M(1963年頃試作) - KMZのデザイナー、N・マリエンコフ(N. Marienkov )が一眼レフカメラのゼニットEをベースに開発したレンジファインダーカメラ。ファインダー枠は50mmの他に85mmを搭載している。パララックス自動補正を備え、外観も近代化された。2個の手作りの試作品が存在しているが、発売はされなかった。 ゾルキー4K(1972年発売) - ゾルキー4の改良型でフィルム巻上げがレバー式になった。1978年まで生産された。
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