レンズ交換式FUJIFILM Xシリーズとは? わかりやすく解説

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レンズ交換式FUJIFILM Xシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 15:07 UTC 版)

富士フイルム Xシリーズ」の記事における「レンズ交換式FUJIFILM Xシリーズ」の解説

FUJIFILM X-Pro1(2012年2月18日発売) - Xシリーズ初のレンズ交換式で、独自のXマウント採用するイメージセンサーに、銀塩フィルム特徴取り入れローパスフィルター無しモアレ偽色軽減実現した新開発のX-Trans CMOS搭載画像処理には従来EXRプロセッサー改良したEXRプロセッサーPro搭載フィルムシミュレーションには、これまでのVelvia・ASTIA・PROVIA加え新たにネガフィルムベースにしたPRO Neg. StdPRO Neg. Hi追加された。 FUJIFILM X-E12012年11月17日発売) - X-Pro1の下位機種。ただし、サイズFUJIFILM X100並にダウンサイジングされており、それ以外違いとしてファインダーハイブリッドビューファインダーでは無く有機EL電子ビューファインダーに、本体のみで約350g(バッテリーメモリーカード込み)と軽量化した。Xマウント初のズームレンズであるXF18-55mmF2.8-4 R LM OISとのセットモデルもある。イメージセンサーはX-Pro1に準ずる内蔵フラッシュポップアップ式になり、ガイドナンバー7に対応しているFUJIFILM X-M1(ブラック・シルバーのレンズキット及びダブルレンズキットは2013年7月27日発売ブラウンの同キット2013年9月12日、各色のボディのみは2013年9月21日発売) - レンズ交換式のXシリーズでは下位機種になる。ただし、Pro1及びE1には付いていなかった高精細チルト液晶モニター搭載、またXシリーズでは初めWiFi搭載し撮影画像スマートフォンPC送信出来る。同じくシリーズ初で、FinePix一部シリーズ搭載されている撮影シーン自動認識の「アドバンストSRオート」も搭載するセンサーは、APS-Cサイズ1630万画素のX-Trans CMOSだが、EXRプロセッサーII搭載したことにより0.5秒の高速起動、0.05秒のシャッタータイムラグ実現している。 FUJIFILM X-E2(2013年11月9日発売) - X-E1後継同機種と比べセンサーをX100Sと同じX-Trans CMOSII、処理プロセッサーEXRプロセッサーII変更し位相差AFに対応。また、これまでXシリーズ対応していなかった顔きれいナビにも対応する。X-M1同様、WiFi搭載する2014年4月のファームウェアアップデートで、EVF表示タイムラグがX-T1同様の0.005秒に短縮された。さらに、2016年2月のファームウェアアップデートにて、X-T10と同様のオートフォーカスシステムに更新された。 FUJIFILM X-A1(2013年11月23日発売) - レンズ交換Xシリーズエントリーモデルセンサーが、上位機種のX-Trans CMOS系では無くAPS-Cサイズ当のベイヤー配置有効1,630万画CMOSセンサー変更されている。それ以外はX-M1とほぼ同一ながら、より低価格商品となり、Xシリーズの中で一番のヒット商品となった2013年12月14日には、ボディ・ボディジャケット・ショルダーストラップをホワイトコーディネートし単焦点レンズズームレンズセットしたFUJIFILM X-A1 プレミアムホワイトボックス」が1000限定発売された。 FUJIFILM X-T1(2014年2月15日発売) - 世界最大の0.77倍表示倍率世界最短0.005秒のタイムラグ映像表示する「リアルタイム・ビューファインダー」を搭載センサーは、APS-CサイズのX-Trans CMOS IIEXRプロセッサーII組み合わせまた、世界で初め高速SDカードUHS-II対応したWiFi対応し専用アプリFUJIFILM Camera Remote」でタッチによるピント合わせ撮影も可能。Xシリーズでは初め防塵防滴・-10度までの耐低温性能実現している。ファームウェア3.0適用オートフォーカス時のフォーカス微調整、「X-T1 Graphite Silver Edition」(2014年11月30日発売)で採用され機能フィルムシミュレーションへの「クラシッククローム」の追加、「スマホ de チェキプリントにも対応する2015年6月のファームウェアアップデート4.0で、X-T10と同等のインテリジェントハイブリッドAF更新された。 FUJIFILM X-A2(2015年2月26日発売) - X-A1の後継モニターが、Xシリーズ初の175回転チルトになった接写時に自動的に切り替わる「オートマクロAF」、ピント合っているエリア最大9点表示させる「マルチターゲット オートエリアAF」、瞳だけにピント合わせる瞳AF」を搭載フィルムシミュレーションにはクラシッククロームが追加された。「スマホ de チェキプリントにも対応するFUJIFILM X-T10(2015年6月25日発売) - X-T1の下位モデルセンサー及びEXRプロセッサーはX-T1と同じで、UHS-II非対応及び防塵機能省略されている代わりにストロボ内蔵されており、出っ張り部分除いたサイズFUJIFILM X30とほぼ同じ。X-T1同様リアルタイムビューファインダーを搭載コントラストAF像面位相差AF組み合わせたインテリジェントハイブリッドAF加えAF-Cには動体予測技術搭載された。 FUJIFILM X-Pro22016年2月18日3月3日発売) - X-Pro1の後継センサー新開発の2430万画素・ローパスフィルターレス「X-Trans CMOS III」になり、X100T同様のアドバンストハイブリッドマルチビューファインダーを搭載するが、装着したレンズ焦点距離に応じてOVF倍率自動で変わる「マルチマグニフィケーション」機能と、OVF右下隅に小型EVF表示する「エレクトロニックレンジファインダー」機能新たに搭載された。最高速で1/8000秒、最速フラッシュ同調速度で1/250秒を達成した新型フォーカルプレーンシャッター搭載している。画像処理エンジンも、新規開発の「X-Processor Pro」に変更された。フィルムシミュレーション機能には、新たに「ACROS」モード搭載されている。専用アプリFUJIFILM Camera Remote」でのリモート撮影タッチAFにも対応。当初はX70及びFinePixXP90と同じ2016年2月18日発売予定だったが、生産の遅れと世界中から予想上の注文があったことから3月3日延期になった2017年3月9日に、グラファイトカラーのカメラボディ同色のXF23mmF2 R WR及びレンズフードセットにした「FUJIFILM X-Pro2 グラファイト エディション」が国内では1,000セット限定発売された。 FUJIFILM X-T2(2016年9月8日発売) - X-T1の後継センサーがX-Pro2同様の2430万画素の「X-Trans CMOS III」になり、画像処理プロセッサも「X-Processor ProになったXシリーズでは初の4K動画撮影対応しフィルムシミュレーションには「ACROS」モード追加されると共にフィルム粒状感再現するグレイン・エフェクト機能搭載された。また、高感度性能の向上によりX-T1では拡張感度だったISO12800を通常感度として利用可能になった高精細有機ELファインダーも、最大画面輝度従来機比で約2倍になり、ブラックアウト時間短縮された。別売りの縦位置パワーブースターグリップ装着により、ブーストモード発動可能になり同モード発動中は連写性能の向上、撮影間隔シャッタータイムラグブラックアウト時間短縮され4K記録可能時間30分に延長される液晶は、これもXシリーズ初となる3方向チルト対応し、縦位置の上方向チルトにも対応した富士フイルムでは、X-Pro2同様フラグシップ機種に位置づけている。2016年の「歴史的カメラ」に選定2017年2月16日に、高級本革ストラップクリップオンフラッシュなどをセットにした「FUJIFILM X-T2グラファイトシルバー エディション」が発売された。 FUJIFILM X-A3(レンズキットのみ2016年10月6日11月10日発売) - X-A2の後継外装クラシックカメラ風とし、一部アルミニウム使用している。センサーは2420万画素のベイヤー配列CMOS採用電子シャッター搭載液晶画面3.0型のタッチパネル式となり、タッチフォーカスやタッチショットなどに対応。スライドチルト機構採用しモニター部分を180度上に引き上げることができ、X-A2以上に自撮りに対応。AFはX-T10で採用されシステム搭載。そのためボディ前面フォーカス切り替えレバー追加された。フィルムシミュレーションはX-T10と同じく11種類。またシリーズ初めて、色域AdobeRGBにも対応となったボディ外装レッドブラウンシルバーの3色を用意当初10月6日発売予定だったが、品質評価のために発売日延期された。 FUJIFILM X-T20(2017年2月23日発売) - X-T10の後継。X-T10の小型・軽量ボディに、X-T2とほぼ同様の撮影機能搭載4K動画撮影も可能。背面チルト液晶タッチパネル式となり、タッチAFとタッチショットが可能となったGFX 50S(2017年2月28日発売) - これまでのXシリーズとは異な中判カメラセンサー有効画素数5140万画素の「GフォーマットベイヤーCMOSセンサーと「X-Processor Pro」の組み合わせボディにはマグネシウム合金使用し標準レンズ組み合わせても1,230gと通常のフルサイズ一眼レフ機と同じぐらいの重量抑えている。EVF富士フイルムでは初の着脱式で、別売りのチルトアダプターと併用角度調整が可能。レンズマウントは、マウント幅65mmの専用GマウントになったFUJIFILM X-E32017年9月28日発売) - X-E2の後継センサー画像処理エンジンが「X-Trans CMOS III」と「X-Processor Pro」の組み合わせになり、Xシリーズ最小軽量実現している。また、Xシリーズでは初となるBluetooth low energy対応しスマホアプリFUJIFILM Camera Remote」を使うことによって事前にペアリング登録した端末に簡単かつ即撮影した画像転送出来る。液晶3型タッチパネルになり、X-A3搭載していた「タッチAF」や「タッチショット」に加え上下左右フリック操作により事前に割り当てた機能呼び出す「タッチファンクション」を新しく搭載した。それに加えEVF覗いた状態でもタッチパネル操作することによってフォーカスポイント移動することも可能になった。このため従来機にあった十字キーなくなっているが、代わりにX-Pro2やX100Fで採用されたフォーカスレバーでの設定変更も可能。フラッシュ内蔵式から、X-T1,T2の専用品だった、外付けのEF-X8同梱変更された。 FUJIFILM X-A5(レンズキットは2018年2月15日発売ボディのみは2月22日発売) - X-A3後継X-A3外観をほぼ引き継ぎながら、AFセレクタースイッチは外された(機能背面十字ボタン呼び出し)。センサー新開発の2420万画素のベイヤー配列CMOS採用し像面位相差AF対応する位相差画素搭載したことで、従来機の2倍のAF合焦速度達成常用高感度上位機と同様のISO12800に向上。電子シャッター引き続き搭載動画Aシリーズ初めて、15p4K撮影が可能。これを切り出して合成することで、被写界深度の深い写真撮れる「マルチフォーカス」モード利用できるX-E3続きBluetooth Low Energy搭載された。キットレンズは新開発の「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」で、Xマウントレンズラインアップ初の沈胴式パワーズームレンズとなる。省電力設計により、一回充電クラス最高の450標準撮影枚数実現している。 FUJIFILM X-H1(2018年3月1日発売) - X-T2よりも大柄ボディに、シリーズ初のボディ内5軸手ブレ補正機構搭載特定のレンズとの組み合わせにより、最大で5.5段分の手ブレ補正効果得られる構造材マグネシウム合金の厚みを25%増やし、また新し塗料採用で、擦り傷にも強い耐性とした。グリップ大きく前方張り出した形となる。X-T2で露出補正ダイヤルがあった場所には、GFX 50Sで採用され天面サブLCD搭載した撮影機能では、シリーズ初の「フリッカー低減撮影機能」と、新規アルゴリズム精度高めた像面位相差AFにより、不安定な光源下での撮影にも対応。フィルムシミュレーションには、映画用フィルムの色と階調再現したETERNA」が追加された。 FUJIFILM X-T100(2018年6月21日発売) - X-T20の下位機で、他のTシリーズ同様のセンターファインダー機。Xシリーズ初め平方向に反転する3.0型3方向チルトタッチ対応背面液晶モニター搭載しセルフポートレート撮影時美肌モードとの併用高品位撮影が可能。バッテリーX-A5匹敵する最大430撮影が可能。なお、センサー上位機と異なりAシリーズ同様のベイヤー配列センサーになり、X-Processor Pro搭載しない。「FUJIFILM Camera Remote」で事前に登録した端末への自動転送も可能。更に、常時転送モード加わり撮影中に画像転送可能になった。 FUJIFILM X-T3(2018年9月20日発売) - X-T2の後継画像センサーは2610万画素の「X-Trans CMOS 4」を搭載常用ISO低感度200から160に引き下げられ拡張低感度80下げられた。画像処理エンジンも「X-Processor 4」に更新され4つCPU搭載して、X-T2やX-H1の約3倍の処理速度となった。これにより、静止画撮影時のAF精度速度大幅に向上、AF限界拡張により暗いシーンでのピント合わせ改善演算アルゴリズム改善により激しいスポーツシーンでもフォーカスしやすくなった。動きのある被写体クロップするフレーム現れる「スポーツファインダーモード」も搭載動画撮影APS-Cサイズセンサー積んだミラーレスカメラとしては世界初の4K/60pに対応、ノイズ低減改善させた。連射機能ボディ本体のみで秒間最大11達成このためオプションのバッテリーグリップにはブースター機能なくなっている。フィルムシミュレーションには、X-H1で採用された「ETERNA」、GFX 50Sで採用された「カラークローム・エフェクト」に加えモノクロ撮影では温黒調・冷黒調の調整が可能となった背面チルト液晶タッチパネル対応。ブラックボディのほか、従来機では後日発売されていたシルバーボディも同時発売された。 FUJIFILM X-T30(2019年3月20日発売) - X-T20の後継センサー画像処理エンジンそれぞれ「X-Trans CMOS 4」と「X-Processor 4」になり、ボディ外観はX-T20を踏襲しつつ、新形状のグリップホールド性を高め、素早いフォーカス操作可能なフォーカスレバーが採用された。X-Trans CMOS 3機では拡張感度だったISO160が常用感度利用可能になり、位相差画素数216万画素と従来の4倍に。電子シャッター併用最速30コマ/秒で高速静音連写可能になった。また、顔と瞳の検出精度向上したことで、任意の顔を優先してフォーカスする顔セレクト機能追加され位相差AFの低照度限界はX-T20と比べて-3EVと拡張された。フィルムシミュレーション使用した動画撮影可能になっている。 FUJIFILM X-Pro3(2019年10月23日発売) FUJIFILM X-A7(2019年10月25日発売)約320gのボディに約2424万画APS-Cサイズセンサーを搭載したミラーレスデジタルカメラ。独自の色再現技術などとの組み合わせ高画質実現背面には3.5型・最高輝度1000カンデラ明る大型ワイド液晶モニター搭載モニター自在なアングル調整できるバリアングル構造」を採用30コマ/秒のなめらかな4K動画ハイスピード動画撮影できる小型軽量標準ズームレンズフジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」が付属するFUJIFILM X-T200(2020年2月27日発売) - X-T100の後継。約370gの小型軽量ボディに約2424万画素のAPS-Cサイズセンサーと高性能画像処理エンジン搭載バリアングル方式液晶モニター採用FUJIFILM X-T4(2020年4月28日発売) - X-T3の後継。「X-Tシリーズ」として初めて、5軸・最大6.5段のボディ手ブレ補正機能採用。メカシャッターでは最速15コマ/秒、電子シャッター最速30コマ/秒で高速静音連写可能になった。また、液晶モニターバリアングル方式になり、バッテリー新型のNP-W235に変更動画撮影では4K/60P 4:2:0 10bitでのカメラSDカード記録可能になった。また、電子手ブレ補正機能DIS」にも対応。当初はブラックボディとシルバーボディが同時発売予定だったが、諸事情によりシルバー5月21日遅れて発売された。 FUJIFILM X-S10(2020年11月19日発売)465gの小型軽量ボディに5軸・最大6.0の手ブレ補正機能備えた裏面照射型2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサー高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載し最短約0.02秒の高速高精度AFホールド性にすぐれた大型グリップや、「バリアングル構造」を採用した背面液晶モニター採用FUJIFILM X-E4 FUJIFILM X-T30

※この「レンズ交換式FUJIFILM Xシリーズ」の解説は、「富士フイルム Xシリーズ」の解説の一部です。
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