実像式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/19 15:47 UTC 版)
「レンジファインダーカメラ」の記事における「実像式」の解説
いったん空中に実像を結ばせ、それを観察するという方式のファインダーである「実像式ファインダー」と同様の方式で、二重像の部分の像を作る方式である。虚像式と比較して複雑となりコストがかかるが、実像面でマスクを掛けることで、境界がはっきりした像が得られることを利用して上下像合致式距離計(写真用ではない、専用測定器の距離計には多い方式である)のごとく使うことも可能で、より正確に測距可能であるとされるが、虚像式に慣れた人は苦手と感じることもある。通常、周辺部分の像は虚像式である。 周辺部も中央部も実像式として二重像式ではなく合致像式としたカメラもごく稀ではあるが、「ヴェラ」のように存在してはいる。
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